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(27) なつかれる
2006 / 10 / 31 ( Tue )
27.h018s

そのまま二人で部屋を出てフロントへ。チェックアウト中も横で彼女がカウンターに身体をもたせかけている。すっかり連れのような態度だ。やや気になるが、何しろフロントには身元も含めて登録済みだからここは開き直りの一手だ。

フロントが出した1週間分の宿泊代金を彼女が覗き込んで目を丸くした。目の毒だよこりゃ。一応、勘違いされては困るので、これは会社が払う金で俺の金じゃないからね、と釘をさす。

タクシーのところで別れるのかと思ったら、一緒に乗り込んできた。で、行き先を運転手に言ってくれる。「謝謝」といったら「そんなことでいちいち御礼をいわないのっ!」と怒られた。「じゃぁ何て言うんだよ」という感じで爆笑。

金を払ったからと言えばそれまでだけど、扱いというか、彼女のなつきかたが相当違うのだ。こっち側の愛情の盛り上がりが希薄なので、何だかペットになつかれてるような気分だ。

ホテルから一般道に出たところで彼女が車が止めて、車外に出た。ホテルの入り口で別れるといかにもそれっぽいので、ホテルの従業員に体面を繕ったのかもしれない。

再見!打电话
(さよなら、また電話して)

と言って彼女が扉を閉める。走り出す車の後ろの窓越しに振り返って手を振り合う。ここから彼女は地下鉄で帰るんだろうな。

一人になった俺を運転手がバックミラー越しにこちらを見てる。目が合ったらにやにや笑いながら、何やら話しかけてきた。大体何を言ってるかわかるよ、「兄さんうまくやってるねぇ」とかそんなところだろ。

我不说普通話
(中国語喋れないんだよ)

と先手を打ってダンマリを決め込もうとするが、運転手は諦めない。
何とか話をしたくてしょうがないようだ。

「日本人?」
「対」(そうだよ)
「何時の飛行機?」

何時(几点:ジーディアン)というのだけ聞き取れたので
「8点30分」と大声で言って窓のほうを向いた。

まったくもう、なんでお前まで人なつっこくなってるんだよ。
今まで無愛想だったくせに。

でもまぁ、嫌いじゃないよ、君たちのそういうところ。



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01 : 31 : 59 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
(26) 夜明けの請求
2006 / 10 / 30 ( Mon )
26.夜明け

部屋に戻ってきたのが深夜3時前で、話し込んでいたら明け方になってきた。俺は朝早い便なのでこのまま徹夜することにした。

彼女に帰りたいかと聞いたけど、どっちでも良いようなことを言うのでそのまま朝まで喋ってることにした。で、6時前頃から出発の支度をする。荷物をまとめて、さて、じゃぁさよならだね、という話をしようとしたとき、ちょっと躊躇していた彼女が何かを決断したように急に笑顔になって、

你还有钱吗?你给我点钱。我今天工房費。女朋友不在
(あなた結構お金持ちなの?少しお金を頂戴。今日家賃の日だけどルームメイトがいないの)

いくら?と聞いたら、1,500元だという。結構な金額だ。買い物で何か買ってあげようとした俺だったが、想定していた予算を超えて金額にちょっとビックリした。だいたい、それだけの現金を持っていない。財布の中は100元札が10枚だけだった。

とりあえず、財布の中からその1,000元を出して彼女に渡す。別のポケットに200~300元入れていたから、まぁ何とかなるだろう。で、言い値には足りないけど、これで全部だよ、という風にカラの財布を見せる。

今度は逆に彼女が心配を始めた。全部くれちゃったらあなたこまるでしょ、というわけだ。ご丁寧にも、これからかかる費用を紙に書いてくれる

「飛行場までが100元、保険50元、建設費20元」

あぁそう、そこまで言ってくれるならタクシー代の100元だけ返してもらうかな。チケット持っているので保険とかはいらないしね。そんなやりとりをして、結局900元を彼女に渡した。

ちなみに、彼女がKTVで接客した場合のチップが1回300元なので、彼女にしてみれば3日分の稼ぎということになる。まぁ、店での接客以上にややこしい話になっているので、それを考えたら妥当なのかもしれない。

言い値にはならなかったが、彼女の方も満足できる金額ではあったようだ。非常にすっきりした表情になり、自分から俺のカバンを持って歩き出した。




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05 : 30 : 29 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
(25) 部屋デート
2006 / 10 / 29 ( Sun )
25.黒04s

この前の日、仕事から帰ったら部屋の扉の下から名刺が投げ込まれていた。マッサージの先生の名刺だ。何の気なしにそれを机の上に放っておいたら、彼女がすかさず取り上げてしげしげと眺め、これは何なの?とやや詰問調。

よくわからんけど昨日扉の下から投げ込まれてたんだ、と答えると、ふぅんそうなの、という反応。後で同僚のTに聞いて事情がわかった。このマッサージはエロいマッサージなんだそうだ。風俗ってどこの国でもいろいろアイデアを凝らすよな。ところでT君は何故それを知ってるのかね?

さて、話を戻す。気をとりなおして会話開始だ。彼女をPCの前に連れて行き、ネットで翻訳サイトを開く。わざわざ来てくれてありがとう、と打って翻訳ボタンをポチっとな。出てきた中国語を彼女が読んで驚嘆の声を上げた。そりゃそうだろ、翻訳精度が低いとはいっても、俺の筆談よりははるかに上だ。

彼女は早速返事を書こうとする。そこで問題発生。言語バーが日本語だけなので、中国語の入力ができないのだ。仕方ないので彼女の返事は筆談で書いてもらい、その漢字を俺が日本語で入力して意味を調べることにした。手間は手間だが、前に比べればいろんな話ができる環境が整った。

で、いろいろ話をした。彼女は、吉林省吉林市出身で、中高卒業後に北京まで出てきたらしい。3人兄弟の長女で、郷里に弟が2人いる。一人っ子政策はあまり徹底されていないのかな。

名前も聞いた。ピンインを書いてもらって辞書で意味を検索。「お墓」。マジっすか?慌てて彼女に聞く。どうも違ったらしい。正しいピンインで検索、「宝石」という意味だ。日本的に言うと珠代ってとこか。ちょっと古いがいい名前じゃないか。

で、またお金の話になるが、俺としては彼女に何かお礼をしたかった。いくら好意を持っていたとしても、言葉は分からないし、夜中に連れまわすしで相当迷惑をかけてる。今後の関係のためにも、ちゃんとしておいた方が良いかなと思った。

で、今度一緒に店に行こうと誘ってみる。何か買ってあげるよ。欲しいものないの?服とか指輪とかバッグとか。ところが反応が鈍い。あまり乗り気でないみたいだ。欲がないんだなぁ、と書くと、

你给我钱。我自己买

ああそうですか、自分で買いますかそうですか。




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02 : 49 : 00 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
(24) マッハ
2006 / 10 / 28 ( Sat )
24.マッハ

エレベータの扉が閉まると彼女は「マッハ」と吐き捨てるように行った。

マッハ?

何がマッハなもんかい。音速どころか亀の歩みだよこれは、と一瞬思ったが、そもそも彼女が喋っているのだから英語な訳がない。でも中国語でマッハって何だ?しかもカタカナのハとは違う、ちょっとドイツ語っぽい吐息音の多い発音だ。今まで聞いた中国語でもこんなのはなかった。

言葉の意味はともかく、彼女が怒っているのは間違いない。状況からして、怒るのも無理はない、とは思いつつも、なだめる言葉も思いつかない。でも何だか俺に対して怒っているというのでもない気がする。もし俺に怒っているなら、もっと直接的にキレるはずだ。今までの経験からそれは断言できる。

そこで俺はとりあえず話を合わした。「マッハ」と繰り返して頷いて見せる。“確かにマッハだよな、俺もそう思うよ”という仕草だ。それを見た彼女も我が意を得たりとばかり、“そうでしょ?”をいう表情をしてこっちを見る。

だからマッハって何なんだよ。

部屋に入って早速「マッハ」って何だと尋ねる。何度か発音を聞いたがわからないので、紙に書いてもらった。考えたら相当なことをしてるわけだ。「糞ったれ!」と怒って悪態をついている人に対して、変な外人が「オー、クソタレとは何ですか。紙に書いて説明してくだサーイ」と言っているようなもんだ。怒りの対象がその外人だったら、間違いなく殴られているだろう。しかし、私は彼女に殴られることはなかった。

書いてくれた文字を見ると、そこには「麻烦」と書かれていた。

麻痺に似てるが文脈的に意味が通じない。再度、ピンインを聞き出し、翻訳サイトで意味をしらべてようやく事態がのみこめた。

麻烦(máfan)というのは、煩わしいという意味だ。形式ばった書類を書かせやがってもう煩わしい、ということらしい。怒りの矛先はホテルの従業員のようだった。

なるほど勉強になった。でも、面白外人の俺には似合わない言葉だから、この先しばらくは使わないだろうなぁ。


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05 : 10 : 47 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
(23) 拘束
2006 / 10 / 27 ( Fri )
23.拘束

10mくらい先をジーンズ姿でポケットに手を突っ込んだままの彼女が歩いている。警備員らしき人が一人立っている、あれを抜ければ大丈夫だと思ったが、不幸が襲った、彼女は呼び止められたのだ。

会話の内容は聞こえないが、何かを話している。彼女はポケットからキーを出す。でも警備員は納得していないようだ。そのまま二人でフロントまで行き、フロントの奥の方から人がぞろぞろ出てきた。

あちゃ~。

フロントの人と警備員とで合計4,5人に囲まれた彼女を、男として放っておくわけにはいかない。というか、それ以前の問題として、鍵は彼女が持っているので部屋に入れないし、証拠があるからどう考えても関係ないとは言えない。こりゃ万事休すか、と観念してその人だかりの前まで歩いて行った。

「Excuse me. She’s my friend」
「Is this your key?」
「Yes, I’m sorry」

いや~まずいな~。このまま公安に突き出されて国外追放かよ。と正直思ったが、そんなに慌しい雰囲気でもない。彼女は何やら書類を書かされている。こういう時にいろいろ喋れると情報を聞き出せるんだが、こっちの英語は額に汗かいてようやく喋る程度のものなので、そうそう気軽にはいかない。

何だろ、何かの調書かなと不安げに見ていると、フロント係りがこちらを向いて

「No, problem」と言った。

どうやら、公安に突き出すというのではなく、単にホテル側の入室手続きをするだけで放免とするようだった。確かに宿泊約款には、来客の場合はホテルに氏名などを届け出ること、と書いてあった。ルールといえば、そもそも治安上の理由から夜11時以降宿泊者以外の入室は禁止されているはずだが、こちらの方は問題ないみたいだ。

まぁ、何はともあれ助かった。結局、書類1枚書かされただけで、無事、無罪放免となった。


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01 : 22 : 06 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
(22) 突破
2006 / 10 / 26 ( Thu )
22.ホテルロビー

基本的に、中国では女性をホテルの部屋に連れ込むような行為が禁止されている。そもそも入り口に警備員が居て、宿泊者以外の人間は入ることすらできない。最初の日に彼女が捕まったのもこの原因によるものだ。ましてや時期は全国人民代表会議の開催を控えた北京市内。一年の中でも最も摘発が厳しい時期の一つだ。

これから数日前、北京市内の協力会社の接待でKTVに行った時に、実は皆さんお餅を戴いた。この時も摘発対策が話題になっていたけれど、「ウチは大丈夫だから」というのが店のママの売りだった。

「ちゃんと公安に付け届けしてるからね。もし何かあったら電話しなさい」

同時に協力会社の人も

「もし何かあったら助け出しますから連絡してください」

と名刺をくれた。実は公安に強いのだこの会社。
しかし今回は全くのプライベート、そういう手助けは望めない。

でも、そのKTVから学んだノウハウがあった。女の子に鍵を渡せというのだ。そして、男女別々にタクシーに乗る。これなら道中止められても何も問題はない。そして女の子が先にホテルに入る。フロントが彼女を呼び止めても、宿泊者だと言って鍵を見せればOK。男はその後でホテルに入る。そもそもチェックの対象は女性だけなので、男性が鍵を持っていなくても関係ない。で、部屋で落ち合うという寸法だ。

男女別々にタクシーというのは無理だったが、フロントを抜けるテクニックは借りることにした。車の中で彼女にキーを渡し、

「先にこれを持って部屋までいけ、フロントに何か言われたら宿泊者だといってキーを見せたらいい」

と書いたメモを渡す。

ちなみに、メモはホテルを出る前に翻訳サイトを使って作成した。もういちいち大変なのだ。

ホテルの前にタクシーが着くと、俺が金を払っている間に彼女がさっと車を降りてホテルの中に入ってゆく。少し遅れて俺もホテルのロビーに入る。



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02 : 01 : 26 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
(21) 回飯店
2006 / 10 / 25 ( Wed )
21.市内道路2

ホテルの前でタクシーを止めて、料金を払っていると、近づいてくる人影があった。ジーンズ姿の彼女だ。
目線で挨拶をしたのを運転手が目ざとく見つけて、ヒュ~っと口笛を鳴らした。にやにやして親指を立てている。うるせえよ!

車を降りると彼女が近づいてくる。運転手がまだこっちを見てる。彼女はこの車に乗って一緒にホテルに戻るのかと思ったようで、何で降りるのか、というジェスチャーをする。

「他是不好」と言って、彼女の手を引いて歩道に上がり、乗ってきたタクシーより後ろの方にしばらく歩いて、路肩で客待ちしている別のタクシーに乗り込んだ。。

今度のタクシーは回り道をせずに最短距離でホテルに向かってくれた。しかし、薄暗い町並みを見渡しながら俺は緊張していた。時期的には2月下旬。全国人民代表会議を控えた時期で、この時期は北京市内の取締りが非常に厳しいという話を聞いていたからだ。

一人でタクシーに乗っているなら怪しいだけで済むが、女の子と二人というのは極めて危険だ。途中で公安がいて、検問でもされたらどうしよう。

信号待ちをしているときに、運転手が不意に左前を指差した。車が二台止まっている。一台は公安の車みたいだ。まじかよ。

ネットなんかを見ていると、中国は密告が奨励されているので、悪いことをしていると近所の人とかが公安にそっと電話をするなんて書いてある。だから目立たないようにすべし、だそうだ。

今の俺は最大限目立たないようにしているつもりなんだけど、こんな夜中に外国人が女の子と一緒にタクシーの中ということ自体が既に目立つ存在かもしれない。親指を立ててニカッと笑ったタクシーの運転手の顔を思い出す。そうだよ、めちゃくちゃ目立ってるだろこれは。

タクシーの運転手が今にも公安に密告するんじゃなかろうか。口止め料としてカネを握らせた方がいいかな、と頭の中がフル回転していたけれども、結局何事も起こらず、無事にホテル前まで戻ってきた

さぁ、次の関門は、いかにしてホテルのフロントを通り抜けるかだ。



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03 : 25 : 24 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
(20) 徘徊
2006 / 10 / 24 ( Tue )
20.市内道路


日本でも、女の子の京都弁が良いとか言う人がいるけど、中国語でそういう感情を抱くとは思ってもみなかった。そもそも中国語を喋る人はやたらエネルギッシュで、合理的で、ガッツンガッツン喋るイメージがあったから、女の子らしい情緒が出るなんでイメージがなかったのかもしれない。

事実、私の最初の中国語の出会いは電話越しでキレまくっている声だったわけで、ある意味これはイメージ通りだったのだ。しかし、その時彼女が言った「好吗?」というのは、何か物凄く無茶なお願いをしているのがわかっていて、恐る恐る顔色を伺いながら、というトーンで発せられた言葉だったのである。これにやられた。

萌えたまんまでエレベータで1Fまで降り、ホテルを出発。時間はもう2時近くだ。北京の夜は真っ暗で、こんな時間に出歩く旅行者なんかいない。ホテルの前にもタクシーがいないから、通りに出て道路を流しているのを拾うことにした。

薄暗い大通りに出る。街頭はあるが何しろ道が広いので明るくないのだ、周囲にまばらな人影がある。多分全員中国人だ。タクシーは幸いすぐに見つかった。助手席に乗り込んで行き先を告げた。現地では、一人で乗る時は助手席に乗ってるのをよく見かける。郷に入れば郷に従えだ。

しばらく走って景色がおかしいのに気がついた。

市の中心部にいかなければならないのに、環状道路をずっと走っている。行き先を聞き間違えたか、強盗でもしようというのか。信号で止まった時に運転手に行き先をもう一度言う。大丈夫だ、というジェスチャー。道違うんじゃないか?と地図を示して言うと、ずっと環状道路を走ってから中心部に入るというのだ。要するに遠回りじゃないか。

腹が立つがいちいち喧嘩するのも得策でないので黙っておく。タクシーは運転手が行ったとおり、ずいぶんと環状道路を走った後でようやく左折し、市の中心部に入っていった。程なく見慣れた建物が見えてくる。この辺りはまだ多少明るく、道路で客待ちをしているタクシーも多い。

時計を見ると30分以上もかかっている。北京のタクシーは初乗り150円なので遠回りしたといっても大した金額ではないが、時間がかかったのは痛い。

彼女は待っているだろうか。


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00 : 50 : 32 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
(19) 萌え
2006 / 10 / 23 ( Mon )
19.Girls3


喂(wéi)?」(もしもし?)
「Hello」
「....Hello!」

前回と同じような立ち上がり。そんなに雰囲気は悪くない。

你在家吗?(今、家にいるの?)」
我要遇見你、可以吗?(会える?)」

前回の台本で覚えた文章を変形してこちらの意図を伝える。ごちゃごちゃ喋ってるが(中国語なので意味がわからない)、まぁ駄目って雰囲気でもない。そこで、

你来我家、好吗?○○○○大飯店
(ホテルまで来てくれない?○○○○ホテルだ。)

と言ってみたら、そこでどうも雰囲気が変わった。どうもホテルに来るのは嫌らしい。何か喋っているのだが、意味がわからない。でも、会うこと自体は駄目じゃなかったはず、何が問題なんだろう。

後で考えたら前回のトラウマかもしれない。また警備員に止められて、俺に梯子外されたらたまったものではない。単に会えなかったというだけでなくて、捕まった本人にしてみれば相当な恥をかいたわけだろうから。

しかし、電話してる当時はそんな形で相手を慮る余裕はなかった。言葉の通じない相手をいかにホテルに呼ぶか、その目的だけに集中して相手の言葉を聞き取って手がかりを得ようとしていた。押し問答を続けるうちに、彼女が言った。

「この前会ったホテルまであなたが迎えに来てよ。いいでしょ?」

北京に不慣れな俺が夜中にあちこち移動するのを嫌がるのは彼女も知っているはず。だから、最初は強い口調だったのがだんだん弱くなり、最後の「いいでしょ」のところは相手の様子を恐る恐る伺う、といった調子のトーンだった。

この一言は中国語では "好吗?" だったのだが、
この言い方が可愛くて萌えた。



yào[ヤオ]:
must / want to (~したい)

xiǎng[シャン]:
これも「~したい」だが、要よりは意味が弱い
最初の頃は「我欲~」って書いてた。まぁこれでも意味は通じます。

zài[ツァイ]:
あるという動詞の意味のほか、場所を表す前置詞(atやin)としても使ってた


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(18) 深夜の誘い
2006 / 10 / 22 ( Sun )
18.Beijing night


ということで、前回、彼女の家まで行ったはいいが、結局、会話の方は思ったようにできなくてもどかしかった。

しかも、帰り道はあまり会話そのものもなく、何となく不味い事でもしたのかな、と気になっていた。それに、店で適当に盛り上がっているうちはいいが、ある程度親しくなるとそれなりに相手のことも知りたくなる。一度、じっくり話をしたかった。

どうすれば良いかといえば、PCを使えば良いのだ。ネットには翻訳サイトもあるし、辞書のサイトもある。筆談よりも、携帯用の翻訳機よりもいろいろな話をすることができる。で、そのためにはネット回線のあるホテルの部屋まで彼女を連れてこなければいけない。しかし、そのためには、彼女に電話をして、来て貰わなくてはならない。

この電話が問題だ。

前回一回会っているのでより親しくなってはいるものの、中国語の会話がはずんだわけでは決してない。しかも、前回は結局30分くらいかかって、彼女の友人の助けも借りてようやく話が通じたようなレベルだった。しかし他に方法はないので思いきって電話した。helloと言えば俺だと分かるし、会いたいという話が通じれば後は何とかなるだろう。

正直、酔いがまだ残っていた。かなり気軽な気持ちで携帯電話に手をかけた。

店の閉店時間を見計らって電話。彼女は毎日働いているので、今日も出勤していたことだろう。酔っ払いの客が閉店後も乱痴気騒ぎを続けてなければ、家に戻っている筈だ。

数回コールした後、彼女が出た。

喂(wéi)?」(もしもし?)
「Hello」
「....Hello!」

前回、別れた時の印象とは違う、暖かい雰囲気が瞬時に広がった。覚えていてくれたようだ。



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00 : 38 : 42 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
(17) 回想②:男子の本懐
2006 / 10 / 21 ( Sat )
17.ゴム


彼女の部屋で盛り上がり、そういう流れになったものの、俺はゴムを持っていなかった。彼女に聞くが反応はない。さぁ、どうする。アタマが高速で回転する。そうだ!筆談だ!

あわててメモをとり、ペンをとって文章を書く
你有、、」

あ~っ駄目だ!俺は頭を抱えた。
コンドームって漢字でどう書くんだ?

“珍的包皮”という言葉が浮かんだが絶対違う。そもそもチンはそういう字じゃない。いや、そもそもコンドームで通じた筈じゃないのか?無いから黙っているのでは? 俺は相当混乱していた。
“避妊具”と書けば良いだけなのに、気がつかなかった。

ここで止めるのは正しい判断である。しかし、女の子をここまでさせておいて中止するのは男としてどうだろうか?でもこのままじゃ病気が心配。肝炎は確実かもしれない、もしかしたらHIVも。決して清潔とは言えない部屋の雰囲気が恐怖感に拍車をかける。頭の中で天秤が激しく揺れた。

しかし結局、俺は決断した。やはりこのまま止める訳にはいかない。男として、負けると分かっている勝負に臨まねばならない時もある。悲壮な決意をもって駒を進めた。

で、いよいよという時になった時、彼女が何か叫んで身体をよじった。ベッド脇の引き出しから何かを取り出す。振り向いた彼女が俺の目の前に突き出したのは、まぎれもない、コンドームだった。

それだぁ~~っ!

目を見開いて指差す俺を、彼女はやや冷ややかに見つめていた。
ゴムなしでしようなんて非常識な男ね、と非難しているような眼差しだった。



[今日のことば]
避孕套 bìyùntào
コンドーム。
孕ませるのを避ける外套ですか、なるほどね。そう来ましたか。


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(16) 回想①:窮地
2006 / 10 / 20 ( Fri )
16.選択


ここでちょっと回想をする。彼女と前回会った時は、いきなり彼女の家に連れていかれた。部屋の中で筆談交じりの会話をしばらく続けしていたところまでは確か話したと思う。その後の話だ。

そうこうするうちに、再び会話が途切れがちになり、何となくそんな雰囲気に。よく見ると、上着を脱いだその下は、胸元を強調したセクシーな服だ。キスをすると、彼女は深い吐息を吐いた。

そこいらのエロ小説顔負けの展開だ。男としちゃぁここで止めるわけにはいかないだろう。で、俺は彼女の大きな胸に手を伸ばした。思えば初めて見た時、胸が目に飛び込んできた。それくらい大きかった。俺は決して胸で選んだわけではないが。とにかく胸は大きかった。で、俺は震える手で彼女のブラを外した。愕然とした。大きいと思ったのはパッドだった。

「話違うじゃねぇか!」と思わず叫びそうになった。Fぐらいあるかと思ったのがBだ。モノには限度ってものがあるだろう。あんまりだ。憤りすら感じたがどうにもならない。

そんな俺の気もしらずに、彼女はすっかりゾーンに入っている。タコみたいな口をしてキスの続きを待っている。男として、日本男児として、ここで止めるわけにはいかないだろう。腹をくくって再開しようとした瞬間、俺はもっと重大な事実に気がついた。

ゴムがない。

ホテルに戻れば用意はあるのだが、こんな状況になるとは想定していなかったので、持ってこなかった。胸をはだけて恥ずかしそうにうつむいた彼女に、恐る恐る中国語で聞いてみた

你有コンドーム?」

コンドームは何と言えばいいかわからんのでカタカナだ。でも、あれはもともと西洋から入ってきたものだから、外来語として通じるんじゃないかと期待した。しかし彼女は反応しない。通じてないのか、持ってないのか。

どうしよう。

冷や汗が一筋、背中を流れてゆくのを感じた。




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02 : 58 : 13 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
(15) 酒の肴
2006 / 10 / 19 ( Thu )
15.Drunk2

マオタイは茅台(máotái)と書く。中国の国酒と呼ばれるお酒で、古くは楊貴妃が愛し、最近では日中国交回復の際に乾杯に使われたという由緒あるお酒だ。まぁ、大変な酒を戴いたものだ。位置づけも凄いが値段も相応だ。で、何度も言うが勘定はこっち持ちだ。

まぁいいや、経理には通訳が間違えたってことにしておこう、と気持ちの整理をつける。それはいいけどこのお酒、無茶苦茶強い。アルコール度数は53%もある。呑んでいるうちに、舌から喉の奥から火照ってきて止まらなくなった。

「まま、どんどん行っちゃってください」てな感じでまた注がれるがすぐに瓶を奪って注ぎ返す。最低限同じ量は飲んでおいて貰わないと割りに合わない。国酒はいいが、実際、外交の場でこんな強い酒呑ましてどうするつもりだったんだろう。まさか日本がパンダと引き換えに多額のODAをすることになったのはこの酒のせいか(違)。

ちなみに、酒は jiǔという。ビールは啤酒 píjiǔ(ピージオ)だ。マオタイは正式には茅台酒 máotái jiǔ(マオタイジオ)。で、この種の白いお酒を総称して白酒 báijiǔ (パイジオ)と言うのだそうだ。小姐もいないのにまた夜系の語彙が増えてしまった。これらの単語は何となくオヤジ臭がするような気がしてその後、あまり使ってない。

さて、食事会だんだんただの宴会になってきた。聞くと一人は北京出身、もう一人は山東省だとのこと、通訳の女の子は遼寧省だそうだ。

「それぞれの省の気質というのは結構違うもんですか?」

と二人に振る。

「例えば日本では名古屋はケチだと言われてますけど」

通訳の女の子が大うけだ。官僚さんたちもノリがいい。

「あなたの地方もケチだと言われますよね」
「まぁ、否定はしませんが」

この答え方がナイスだ。いいノリじゃないの。やっぱり官僚さんはアタマが良いねぇ。ところで科挙に受かるのって大変だったですか。もう酔ってって何言ってるんだかわからない。まぁとにかく、えらい盛り上がって宴会を終えた。ちなみに、最後に呑んだビールは水のようだった。慣れって凄いよな。

気分良く帰ってきてTともホテルで解散。あとは明朝日本への帰国便に乗るだけだ。酔いを醒ましながらテレビを見ていたが時間がまだ早い。

そうだ、例の彼女に電話をしてみるか。



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03 : 28 : 00 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
(14) 酒豪
2006 / 10 / 17 ( Tue )
14.Drunk


高級KTVに行った翌日は仕事で政府の官僚の方々にインタビューがてら夕食だった。仲介者と通訳がいるのだが、両方中国人なのだ。日本人は俺と若手のTの二人だけということになる。相手はお偉いさんだし、日本人が少ないということもあって、やや緊張しながら臨む。

事前の情報で、どうも相当な酒飲みらしいということだったので、Tと役割分担をし、Tがメモ取り係、俺がムードメーカー(呑み役)ということになった。

さて、挨拶を済ませて中華料理の円卓に座り、会食がスタート。自己紹介の後、最初のビールを注文する段になって、相手の一人が俺に尋ねた

「○○さんは、お酒は結構呑まれるんですか?」
「いやまぁ、人並みです」
「ほほぅ・・・」

興味深げな眼をして俺の顔を覗き込む。人並みってことは結構呑めるってことだね、てな顔だ。実際、酒呑みってのは世界中どこでも共通の言語を持っているらしい。

「じゃぁ○○さんのために。美味しいお酒をあけましょうか」

人並みだと言っているのにそういう流れになる。
今回呑むことになったのはマオタイ。値段も張るのので滅多に呑めない酒だそうだ。サービスのつもりらしい。勘定はこっち持ちなのに。

ちなみにこの酒、アルコール度数はかなり強いそうだ。
最初のビールもそこそこに、早々にマオタイを注がれる。

「まま、まずは一杯」

中国語で言っているはずだが、場の流れからアタマの中に日本語訳になって響く。乾杯して一口すする。

あ、これはヤバイよ。


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23 : 50 : 28 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
中国語の表示方法(2)
2006 / 10 / 16 ( Mon )
前回一通り書いたんだけど、同じ質問をコメントで戴きました。自分で読み返したらかなりわかりにくかったので書き直しです。

1.中国語の表示

参考にしたのは「中国語入力テスト」。大事な部分なので引用もつけとく。



まずは「環境設定」-「テンプレートの設定」-「スタイルシートの編集」の窓のいちばん末尾に行きます。その末尾に、次のような行を挿入します。
.zhcn{ font-family :SimSun, 'MS UI Gothic', Hei, sans-serif; }
挿入したら「更新」のボタンを押します。
記事を書くときには中国語の部分は必ず< span lang="zh", class="zhcn">...< /span>で囲むようにします。




ちなみに、ネットで探すといくつかの方法にたどり着くんだけど、他社のブログユーザーの言うとおりにやるとうまくいかなかったことがあった。会社によって設定が違うのかもしれない(不可解)。でも、上記なら同じFC2なのでバッチリだった。


2.声調記号付ピンイン

参考にしたのは「zyh@中国語学習中」。こちらも参考にした部分を引用しておく。



私は大抵、PinConv+というフリーウエアを使っています。
使い方がとてもわかりやすくて、文字をダブルクリックすると意味が表示されるので辞書のように使うこともできます。、約5万5千語の単語が収録されていて辞書の編集もできるようです。(私はまだそこまで使いこなせてはいませんが)また、簡体字から日本の漢字への変換もできるのです。この機能でフリーウエアなんて素晴らしい。超オススメです。

ブログの表示についてはこちらのエントリの中国語表記の仕方でcss指定してOKになったのですが、ピンインに関してはあまりきれいに表示できなくて、せっかく声調記号がついていても何声なのかわかりにくかったので、前回エントリからfont指定をArialにしてみました。




なお、PinConv+ はctrans.orgからダウンロードできる。詳しい説明がサイトにあるけど、抜粋するとこんな感じだ。



ソフト名:PinConv+[ダウンロード]
概要:中国語関連の各種変換処理と中日辞書機能を備えたツール
種別:フリーウェア

このツールは、中国語を扱う上で頻繁に繰り返されるであろう作業を、少しでも楽にするために作成されました。漢字の発音を調べる、ピンインを書く、辞書を引く、単語帳を作成する。(中略)ある程度中国語に通じ、毎日大量の文書を処理しなければならない場合、こうした作業にかける時間が、業務の効率に直接影響することになります。PinConv+は、以下の機能でこれらの作業をサポートします。

1.「簡体字中国語」から「ピンイン(発音記号)」への変換
2. 中国語の意味をダブルクリックで
3.「簡体字中国語」→「日本語漢字」への変換




この作者は中国語翻訳の仕事をしている人で、ctrans.org(Chinese translatorの略なんだろうね多分)にはこれ以外にもいろいろな情報載っている。俺には高級過ぎるけれども、中国語に関連した仕事をする人なら有益な情報も多いんじゃないかと思う。

念のために繰り返すと、PinConv+でピンインを出して、それをコピペしているのだ。ちなみに、声調記号付ピンインはArialでも出るが、中国語表示で使っているフォントセットでも問題ない。だから俺はその前の中国語からまとめてタグで囲んで下記のセットを使うように指定している。

.zhcn{ font-family :SimSun, 'MS UI Gothic', Hei, sans-serif; }



以上、まとめでした。



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(13) 必勝KTV2
2006 / 10 / 16 ( Mon )
(2) 小姐との会話(つづき)

職業はKTV小姐に決まっているので、昼の仕事を聞く。“学生?”なんて書けばOKだ。相手のことを聞いたら自分の事も書こう。“我的工作=○○”で通じる。工作gōngzuò(ゴンツォー)というのは仕事という意味だ。旅程は、「10/12 日本→北京」みたいな書き方で十分通じる。

慣れてきたら少しづつ中国語にしてゆく。「你的姓名?」「你是学生吗?」など。ちょっと中国語の文字や言い回しを入れるだけでもいい。こういう姿勢が彼女に安心感を与える。

旅程などは事前に文章を作っておくと良い。といっても「昨天、我来北京。明天、回日本。来星期、再来北京」程度で十分だ。

さらに慣れてきたら、書きながら口に出して言うと良い。中国語を覚えようとしている、という姿勢は高ポイントだ。下手でもいいからどんどん喋ろう。

それから旅程の話題がは特に重要。というのは、この文章が応用が利くからだ。将来小姐とデートする時、待ち合わせをする時に必ず使う表現が入っている。練習しておいて損はない。

なお、小姐に「你有女朋友」(彼女はいるの?)とることも多い。答えは事前に考えておくこと。

(3) 反応系の言葉

石田純一は合コンで「え~、うそ~、マジ~」の3語だけで3時間会話できるらしいが、KTVでの会話もそんなもの。こういう反応系の言葉を口に出すだけで、会話がテンポよく進む。

・Yes/No=是shi(シー)/不是bùshi(ブシー)。
・できる/できない=可以 kěyǐ(クーイー) / 不可以 bù kěyǐ (ブークーイー)
・したことがない=没有 méiyǒu (メイヨウ)
明白了 míngbai le[ミンバイラ]:わかった!。
 分かった?と聞く時は、明白吗[ミンバイマ]
我知道 wǒ zhīdào[ウォチーダオ]:知ってる!
这是什么 zhè shì shénme[シュシシェンマ]:これ何?

最後のやつは特に大事。分からない言葉があったらどんどん聞こう。


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(12) 必勝KTV
2006 / 10 / 15 ( Sun )
12.天安門


2回のKTV経験と若干の課外授業の甲斐あって、この段階で中国式KTV攻略の必勝パターンができあがっていた。もちろん中国語なんて喋れるわけもないから、筆談と少しばかりの語彙をうまく使って小姐と仲良くなるわけだ。その定石をまとめてみる。

(1) 店の選択、小姐の選択

店を自分で探さない方が良い。ネットでいくら調べても限度がある。現地在住で、中国語堪能で、接待などでKTVを活用している人に紹介してもらうのが良い。ちなみに、女の子は店についているのではなくてママについているらしい。つまり、やり手のママさんという“鉱脈”を見つけるのが肝心だ。

予算はケチらないこと。前回話題にした高級KTVもチップが500元。お餅でも2,000元だそうだ。高い店の方が小姐の質も高い。質というのは、外見・内面両方の意味。高いと言っても日本と比較したら安いものなのでどーんと割り切った方が良い。

小姐の選択は自分の趣味だけでなく、小姐の方が自分を気に入っているかという点も考慮に入れること。並んでいる小姐もこちらを一瞬で値踏みする。で、タイプだと思ったら必ずサインを送ってくるのでそれを見逃さないこと。特に慣れないうちは相手の趣味を優先すること。

(2) 小姐との会話:最初の5分が肝心

最初は小姐の側も緊張しているので、そこでスムースな出だしを演出するのが大事。自分の不安や心配はぐっと飲み込んで、笑顔で優しく、暖かい雰囲気を醸し出すこと。彼女が嫌なのは、気難しい客や意地悪な客なので、そんな客ではないということを表情と態度で示すこと。ウケを狙って奇矯な行動に出る必要はない。単に、ど真ん中ストレートのスローボールを投げればいい。

会話の冒頭のネタは5種類。「名前」「出身地」「年齢」「職業」それから「旅程」。どこに言っても最初の5分はひたすらこのパターンだ。“姓名?”“出身?”“年齢?”で十分通じる。

(つづく)



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筆談小姐(11) 奇矯
2006 / 10 / 13 ( Fri )
11.トイレ入り口

この種の店での会話というのは、そんなに幅がある訳ではない。特に言葉が喋れないとなると、話す内容はほぼ決まってくる。

挨拶の後、まずは自己紹介。自分の名前を話して、相手の名前を聞く。正確には「你的姓名是什么」になるのかな。でも、「你的氏名?」と書けば十分通じる。

で、続いて聞くのが年齢と出身地。女の子が聞きたがるのが旅程の話。多分、得意客になれるかどうかをチェックしているんだろう。いつこちらに来たか、いつ帰るかなんて話をするので。「我来北京星期一」なんて感じで言葉を並べれば答えになる。で、次いつ来るんだとか言うので、来週も来るよなんて答える。結構パターンなのだ。これをなぞりながら、適当に自分なりに言葉を加えてみたり、筆談で書く範囲を減らして喋るのにトライしたりする。

この時は先日の予習の甲斐あって、初歩的なところは中国語で喋れたりもした。名前を聞いたら名刺をくれた。すかさず、何て読むんだ発音してくれ攻撃。発音してくれって言えないので、ピンインと叫んで発音記号を書いてもらい、自分なりに発音してみて「違うわよ、こう」と相手が喋るようにもって行く。それを繰り返して中国語に馴染むわけだ。ちなみに今回の娘の出身は黒龍江省だそうだ。

一通り自己紹介が終わると、ガイドブックの登場。泊まっているホテルはここだ、なんて話から始まって、観光地ネタで話。これも一つのパターンだ。要するに、ガイドを指差して、你去了吗?とか聞けばいい。調子にのると、彼女の方から聞いてくる。行った事なかったら「没有」(メイヨウ)と言えばいい。比較的発音が簡単なので使いやすい。何かをしたことがない時にはこの答えでOKだ。

今回もそれで話を振っていったら、大連のページで盛り上がった。彼女は大連の大学に行っていたそうで、友達が日本人と結婚して日本に住んでいるらしい。

会話の合間に、案内役をしてくれた人に質問。「これは何?」って中国語で何て言うんですか?答えは「这是什么?」(シュシシェンマ)、面倒だったら「什么?」(シェンマ)だけで良いですよ、「何?」という感じでよく使うから。

これは便利な言葉だった。わからないことがあったらどんどん聞ける。これを使いこなすだけで、会話の「持ち」が全然違うのだ。しかも、相手の筆談で意味がわからない時にもどんどん質問できる。

もう一つ覚えた便利な言葉が「知道(チーダオ、知ってる)」。例えば、大連で盛り上がって、そういえば、大連の○○って知ってる?なんて振り方ができる。地域でなくても、日本や香港のスターがお互いの国で知られてるのかいないのか、話をする時に役立つ。「浜崎あゆみって知ってる?」「知ってる知ってる」ってな感じ。実際、意外と日本の歌手は知られているのだ。

ふと顔を上げると皆ガイドブックをネタにそれぞれ女の子とツーショットモード。部屋が広いのに全員で会話しない不思議な光景である。俺はといえば、彼女がガイドブックの地名や単語を読み上げるのに合わせて、同じ音を繰り返し練習していた。完全にレクチャーモードである。でも、お陰で中国の発音のノリに大分なれることができた。案内役の人が「結構聞き取れてますね」と褒めてくれた。昔大学で半年だけ中国語を学んだことがあるのだが、そのときに四声を習ったが良かったのかもしれない。

あともう一つ。俺は今日、新たに使う文章を密かに仕込んでいた。ある意味、生命にとって極めて重要な文である。いわく、「洗手间在哪里トイレ、どこですか)?」。

いや、冗談ではなくて、これさえ知っておけば、外出先やレストランで急に催しても何ら不安に思うことはないのである。ガイドブックの中国語ワンポイント講座で覚えて、密かに練習していたのだが、いよいよそれを使う瞬間が来た。

席を立ちながら酒を持ってきてくれたウエイトレスに聞く。通じた。しかし、ふと振り返ると口を押さえて笑いをかみ殺している。バカみたいに飲み屋のお姉ちゃんについて中国の地名を連呼していた男が、いきなりちゃんとした文章でトイレの場所を聞いた、というのがおかしかったみたいだ。

いいんだ、通じたし。言葉ができるようになるまでは、どうせ私はヘンな外国人なのだから。


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筆談小姐(10) 高級KTV
2006 / 10 / 11 ( Wed )
10.広場前


帰り道、彼女は大通りまで送ってくれた。ホテルとは別の方向の通りだ。行きと違って、中国然とした街中でも緊張感はない。歩きながら別のことを考えていた。

お金、どうしよう。

とにかく最初に出会った場所が場所である。商売でないとはいうものの、通常はチップを渡すもの、という話も聞く。しかしながら、もしそういうつもりでなかった場合は失礼になるかもしれない。

結局、彼女の部屋を出る前までに考えがまとまらず、そのまま外に出てしまい、金を渡す機会を逸してしまった。

道中、例によって会話ができないので何となく気まづい雰囲気である。彼女は親切にもタクシーを拾ってくれた。でも、乗ってから振り返るとさよならをするでもなく、もう帰路についてた。

気持ちを切り替えてタクシーの運転手に泊まっているホテルの名前を言う。通じない。何度か言ってやっと通じたと思ったら、方向が違うといって怒り始めた。折角走り出したのにブレーキをかけて車を止め、降りろという。暫く粘ったが仕方ないので車を降りた。がっかりだ。それともバチがあたったかな。

通りで流しのタクシーを拾う気になれないので、歩いて待ち合わせしたホテルの前まで行ってタクシーを拾った。ここならボーイが翻訳してくれるので間違いない。そして、かなり時間がかかったがようやく宿泊しているホテルに戻ったのだった。

***

翌日からは協力会社の人と一緒に仕事。今度は日本語なので楽だ。中国人の綺麗な女の子がいて、しかも日本語を喋って仕事を手伝ってくれる。ありがたや。

で、協力会社の人から、ご挨拶がてら一度食事でも、とのお誘い。翌々日には上司Mと上司Hが日本から合流してくるので、皆で行きましょう、という話になった。

料理はまたもや北京ダック。たらふく食べて、その後、それ系の店に行ってみますか、という話に。現地在住だけに、それなりにいろいろ知ってる様子。中国語もペラペラで、手際よく手配していく。日本語が通じる方が良いか、女の子が綺麗な方が良いかという話になって、後者に行くことになった。

その店は凄い店だった。

タクシーに乗って郊外の薄暗い町並みを抜けてゆくと、忽然とド派手な建物が現れた。電飾でそこだけ昼間のように明るい。洋館風の作りになっていて、高級車の止まる前庭を抜け、堀を渡って店内に入る。

入ったところはホールになっていて、2階から階段が左右に2本、壁に沿って円状に下りてきている。上からママさんらしき人に先導されて女の子の群れが歩いてくる。前の店に比べればレベルは段違いだ。20~30人はいるだろうか。回遊魚のように降りてきた彼女達は俺たちの目の前で方向を変えて1階の奥の方に消えていった。

この店は台湾人などがよく使う店で、相当ランクの高い店らしい。中式なので日本語は駄目、英語も基本的には駄目だ。でも、英語を喋る客への対応も心得ていて、ちゃんと英語を喋れるママが出てきた。俺が聞いてもそんなに上手な英語じゃないが、気にせず店のシステムを説明し、お金の話に進む。たくましいもんだ。

部屋に通されてママの話を聞いていると、女の子がずらずら入ってきた。その数約30人。後ろのほうは部屋に入りきっていない。こっちが中国人でないので物珍しそうに見てる娘もいる。

上司Mが「English speaking??」といって右手を挙げてみせた。手を挙げたのが2名。これを上司Mと上司Hが指名。案内役になってくれた人はともかく、俺もまたもや中国語コースというわけだ。

ぐるっと見渡しておっとり顔の娘と目が合ったので指名。さて、また新たな筆談友達の始まりだ。你好の挨拶の後、早速、筆談用の紙を注文した。




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筆談小姐(9) 筆談
2006 / 10 / 09 ( Mon )
09.旧市街


彼女と初めてKTV以外の場所で待ち合わせた。そのまま連れられて彼女の家に。ひとまず危険はないようだが、会話が続かない。正念場だ。

しばらく沈黙。翻訳機に気の利いた文例がないので、話がしにくい。それに、2週間開いたこともあって筆談も今ひとつさえない。そもそも会話が無理じゃないか、と急に我に返り恐怖感に包まれそうになるのを抑えながら頭をめぐらす。あっそうだ。電話した時の台本があった。あの文例や単語を使えるかもしれない。

ポケットから紙を広げたら、横から彼女が覗き込んだ。これで電話したんだ、ということをジェスチャーで示すと、いきなり紙を奪い取って読んでいる。話しても通じなかったが文章なら意味はわかるはずだ。「私は日本人です」のところで大笑いしてる。それで緊張感がほぐれた。

緊張がほぐれたところで、筆談での会話を始めた。

你有同居人?
一个月、春節回家」(旧正月でルームメイトが1ヶ月帰省中なの)
「前回、我打電話。你有多数人的」
上不去楼
「我驚多数人」

俺が喋るのはかなり漢文である。改めて見るとよく通じたものだと思う。彼女の中国語はこの時点ではほとんどわかっていない。とりあえず、読める漢字の意味をつないで漢文的に理解していたにすぎない。でも結構問題なかった。

你今天到北京?你一人来的?」 (今日ついたの?一人?)
「我二人来的。他在東京、来星期二」 (二人、もう一人は今東京で、火曜日に来る)

○人来的ってのは○人で来たということらしい。雰囲気で理解した俺は早速使ってみた。あとは、先日の台本を作った時に覚えた単語を使いながら、でも、大半は漢文ベースでの会話だった。

这次在北京多少天」(今回は何日北京にいるの?)

“多少天”というのがわからないのでそれを丸で囲って?と書く。「几天」って書き直してくれたんだけど、それでも意味がわかならい。後で調べたら、””というのは1日、2日の”日”という意味だった。でもその時には意味がわからなかったのでスルー。で、でも何か別の流れからスケジュールの話になって、何日が仕事で、どこが仕事で、というのを図で書いたりして説明した。

後は本日のスケジュール。そもそも今日は店に行くのか?

「本日店有也」と書いて聞いたら
上班

という言葉を教えてくれた。シャンパンと発音。出勤という意味らしい。で、聞いたら毎日夜7時半から12時過ぎまで休み無く出勤。その代わり、昼間はぶらぶらしているみたいだ。

それから、前回何が起こったのかを聞いてみた。

警備員?公安止你?


と書くと、公安の下に「保安」と書いて→で止你を指す。どうやらホテルの警備員に止められたらしい。

12:00以后不可以」(12時以降は無理)
とのことだった。

你在学中文
と聞くので

「我開始学中文」

と答える。中文というのは中国語のことだ。前回の電話の反省から、書いたものをなるべく発音してもらうようにした。で、その趣旨を理解してもらおうと書いた言葉が、

「我困難発話」

今から考えると何だか病気みたいだ。これで本当に通じたのかはよくわからないが、とにかく彼女はいろいろな単語を発音して教えてくれた。

また、分からない単語は電子辞書で調べるのだが、その際にピンイン(発音記号)がわからないと入力できない。で、ピンインを書いてくれと頼むのだが、それがたびたび間違っている。手持ちの携帯電話で確認したりしてるのだが、ピンインというのは中国人なら皆知ってるというのではなく、それなりのレベルの学校で習うものなのかもしれなかった。




tiān[ティアン]:
日のこと1日は1天。今日は「今天 jīntiān」[ジンティアン]、明日は「明天 míngtiān」[ミンティアン]

上班 shàngbān[シャンパン]:
出勤する

jiā[ジア]:
家。「我家 wǒjiā」[ウォジア]私の家。「回家 huíjiā」[フイジア]帰宅する。住居のことを広く指す言葉のようで、宿泊しているホテルも「家」で表現しても通じる

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03 : 23 : 49 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
筆談小姐(8) 訪問
2006 / 10 / 07 ( Sat )
08.旧市街


大汗をかいて国際電話をかけ、中国語しか通じない相手との待ち合わせの約束に成功した俺。

で、出張の当日。北京に着いてホテルにチェックインする。すぐに単独行動開始。中国内での単独行動は初めてである。不安はあったが、意を決してタクシーを拾って待ち合わせ場所まで。20分程度で到着した。降りて辺りを見回すと、微笑みながら近づいてくる私服の彼女がいた。

挨拶は笑顔だけで通じる。言葉はいらない。筆談で話しかけようとしてメモ帳を出したら、彼女に止められた。街中でそういうのは恥ずかしいので嫌みたいだ。

しかし、筆談がなければコミュニケーションができない。戸惑う俺に対し、彼女はさっと俺のメモ帳に走り書きした。「春節回家」家に戻るということか?彼女の家に行くのか?

仕方ないので彼女についてゆく。ホテルの脇から路地裏に入る。そのままずんずんと奥に入ってゆく。通りを二つほど奥に入るともう表通りとは全く違った町並みになった。人通りはあるが外国人の姿はない。狭い路地に面して「○○招待所」という看板のビルが見える。目に入る文字全てが中国語で、建物は一様に古びて汚い。

さらに暫く歩いた後、彼女が左側の門から敷地内に入った。門は鉄格子だ。中に入ると殺風景な敷地内に無造作にビルが3つ建っている。窓には鉄格子。閉塞感のある光景だ。そ知らぬ顔で歩きながらも、緊張感が高まってゆく。

彼女は敷地の一番奥のビルの開け放たれた入り口から中に入った。廃墟のような建物だ。彼女について中に入ると、入り口で話をしていた男二人が振り返ってこちらを見た。

俺は出張で来たので、基本、スーツ姿なのだ。ややカジュアルなスーツで、ネクタイも締めてないとはいえ、この廃墟の様な光景の中では明らかに浮いている。彼女はジーンズルックなので、とてもじゃないがまともな関係には見えないだろう。

これはかなりヤバイかもしれんなぁ。この先で強面の男が待ってたらどうしよう。あるいは、建物の中の他の連中がおかしな奴だと考えて襲ってきたら? もし、彼女に悪気がなくても、彼女に守ってもらうわけにもいくまい。

3階まで階段を上って廊下を奥まで歩く。途中、掃除のおばさんのような感じの人とすれ違った。視線を前に向けたまま、全神経を背後に集中する。何か変なことがあったら、すぐに動き始めなければ。最低限、門の外、できればホテルの傍まで逃げ帰らなければ安全じゃない。でも、既に相当な距離、奥まで入ってきてしまっているのだ。

廊下の一番奥のところで彼女は止まり、扉を開けた。中は8畳ほどの広さで奥にすりガラスの窓が一つ、それに頭を向けてベッドが二つ並んでいる。上にはロープが張られ洗濯物が干してある。そのまま靴で入るような硬い汚れた床で、隅の方には雑巾だろうか、布がうち捨てられている。ここが彼女の部屋のようだった。風呂もトイレも共同の部屋に、ルームメイトと二人で住んでいる様子だ。

彼女は部屋に入ると、始めてこちらを振り向き、ちょっと笑顔を見せた。それから手を伸ばしてテレビをつける。小さいテレビだ。そして、二人並んで少し湿った感じのするベッドに腰をかけた。

一応、翻訳機を持っていたが、この場に合う文例がない。部屋を訪問したときというコーナーで「綺麗な部屋ですね」という文があったので彼女に見せたら「何を言ってるのよ」という仕草。

確かに汚い部屋である。刑務所みたいだ。


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中国携帯とSMS(2)
2006 / 10 / 06 ( Fri )
Mobile2


先日見つけたMSN Mobile はうまく動かないことが判明しました。日本ではこの機能が提供されていないのは知ってたけど、中国側で携帯に転送されるだけなのに、その受付すらしてくれないなんてなぁ。残念。

で、いろいろ調べてみたら方法は沢山あったので、一通りまとめてみた。

(1) FOMA から送受信

FOMAからならそのまま国際SMSという機能で送受信可能。
送信は50円/通。受信はタダ。
http://www.nttdocomo.co.jp/service/world/worldcall/outline/sms/index.html

(2) KDDIスーパーワールドカードPLUS TEXT

プリペイド式のカードを使って設定。基本的にどこの携帯でも利用可能。
送信は 500円/20通もしくは1,000円/50通(つまり1通20~25円)。受信はタダ。
http://www.kddi.com/phone/denwa/card/kddi_super_world/index.html

(3) メール通SMS

携帯の公式メニューからサービスに登録。
一度やってみたけど、文字数制限が厳しくて10文字程度しか送信できないようなので即効解約した。「お勧めしない」という意味で掲載する。
http://www.hellonavi.com/helloindex/hellonavisms/whats_sms.html

(4) 来来メール

Webサイトで登録。利用は携帯でもPCでもOK。
1通30円または月額1,500円で使いたい放題。受信は無料。
http://sms.absoft.co.jp/index.html

PCから利用する場合は、Yahoo!メールなどのフリーメールだと送信時に広告が追加されてしまい。それが原因で「文字数オーバー」のエラーになる。150字分は送信できているのでやり取りは問題ないのだが、いちいちエラーメールが来るのが鬱陶しい。

(5) 中国のサービス

中国語が分からないと登録や利用方法がわからなくて苦労するけれども、価格が圧倒的に安いのは魅力。

(5)-1.Talkfor
http://talkfor.com/
ページ左上の[注册]をクリックして、メールアドレスとニックネームを入力。
料金コースは数種類。一番高いコースで$6/100通(1通7円程度)
中国語だと問題なく送受信できるが、英語だとスペースが全てカットされてしまうので、解読困難になる

(5)-2.Duanmail
http://www.duanmail.com/index.jsp
最初の画面で左上の”用户登录”で[注册]を押す
次の画面で、それぞれの項目を登録する
 用户帐号=USER ID(自分で決める)
 用户密码=PASSWORD(自分で決める)
 重输密码=PASSWORD再入力
 你的邮箱=あなたのE-MAILアドレス
料金コースは複数あるが、$3.99で1ヶ月有効・50通(1通9円程度)
夏頃から支払い方法が変わって、カード利用ができなくなってしまった。現地の銀行から振り込まないと駄目みたいだ。

(5)-3.Sofu
http://sms.sohu.com/message/custom.php
中国の携帯電話を使って登録すると、Webサイトから相手の携帯にSMSを送れる。料金は携帯電話料金に加算されるらしい(ということはプリペイドでは駄目なのかも)。
1回70字で0.1元(1.5円)安っ!

(5)-4.QQメール
http://www.qq.com/
これは中国で有名なメッセンジャーサービスを提供してたりする会社で、ここのメールからSMSも送れるらしい。一応上記のポータルサイトを覗いてみたが、ぎっしり詰まった漢字のどの辺をクリックしたらいいのか全然わからなかった。(というか、すし詰めの漢字に気力が萎えた)

まぁ、元来が中国向けで日本からの利用は想定されていないようなので、いろいろ不便がある。ただし、中国語環境は完璧にOKなので、それ系が好きな人はトライしてみてはどうでしょう。



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筆談小姐(7) 混乱
2006 / 10 / 05 ( Thu )
07.窓掃除


出張の前の週末深夜2時半、日本から彼女に始めての電話。
数コールした後に彼女が出た。

「喂[ウェイ]?」(もしもし)
「Hello?」
「・・・・Hello(笑)」

英語で俺だと分かったのかな。覚えててくれたみたいだ。暖かい雰囲気が広がる。幸先良いスタートだ。

しかし一方でアタマはフル回転を続けてる。とにかく、「私を覚えてますか?」までの文章を使う必要がなくなったのは朗報だ。早速本題に入ることにしよう。

勢い付いた俺は用意していた台本通りに喋る。
しかし、通じない。
中国語の発音は予想以上に手ごわかった。
何度やっても駄目。

そうこうするうちに後ろで声がする。彼女が何か相談してる。店終わったんじゃなかったのか?
状況はわからないが、とにかく周囲には何人かの女の子いるようだ。彼女が途方にくれているのをみて、皆興味を持ってきたようだ。

後で気づいたんだが、中国人というのは他人の事に首をつっこみたがる傾向がある。しかしこの場合、助け合いというより、酒の肴みたいなもんだったのかもしれない。混乱は収拾するどころか逆に拡大してゆく。

不意に電話が変わり、知らない女の子になった。
訛の強い日本語が聞こえた。

「こんばんわ」
「あ、、、こんばんわ」(おぉっ日本語喋れるのか?)

「火曜日は何曜日ですか??」
「はぁっ???」

俺の反応に電話の向こうが爆笑。っつーか、お前の物言いがおかしいんだよ。どうも日本語会話本か何か持っている人がいて、それを使って喋ったらしい。ひどい話だ。

俺の中国語も似たようなものかもしれないけど、火曜日が何曜日かはいくらなんでも聞かないぞ。しかし、そんなことを言っている場合じゃない。電話をかけてしまった以上、こっちも必死だ。

しかし不思議なもので、会いたいということは雰囲気で通じたみたいだ。まぁ、男が女に電話してくるんだから、少し考えれば大体想像つく話だ。さらに待ち合わせの場所と時間も、単語ごとに何度も喋って意味を通じさせてゆくことで何とか通じてきた。3時に待ち合わせだ。

ようやく話が通じたかと思ったところで、今度は英語を喋る女の子が登場。

「Your girl friend ..... OK? Your girl friend wait you at ○○○hotel.」
「Yes?」
「So, you must come there now」
「ノォ~~~っ!」

今日じゃないよーっ!
会いたいのは明日の昼間だ。深夜3時に待ち合わせする奴がいるかよっ!

まぁ、そんなこんなで待ち合わせの時間と場所を決めて、電話を切った。最後は再見ではなくてGood bye。

電話を切って、受話器を耳から外したら汗びっしょりになっている自分に気が付いた。通話時間は30分にもなってた。
ものすごく疲れる電話だった。

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02 : 31 : 06 | 体験談: 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
筆談小姐(6) 挑戦
2006 / 10 / 03 ( Tue )
06.携帯


梯子と外されて怒り狂ってる彼女に電話した。日本人同士だってかなり厳しい状況なのに、彼女は中国語しか喋れない。カタコトの英語と中国語でひたすら謝罪と誠意を喋りつづける俺。

でも、悪戦苦闘しているうちに、彼女の気持ちがだんだんおさまってくるのが分かった。言葉は通じてないが、声のトーンで意図を察したのかもしれない。あるいは単に時間が経過して落ち着いたのかな。いずれにしても、15分くらい経つとかなり彼女も落ち着き、店で会っていた時の様な良い雰囲気が戻ってきた。

彼女が何か言って、俺がうんと答える。何を言ったのか全然わからないが、声のトーンからしてYesと答えて良さそうな感じ。で俺が英語で何か喋ると、彼女も絶対意味わかってないくせに、また答えてくる。ほとんどノリだけの会話だ。飼い主と会話する犬ってのは多分こんな気持ちなんだろうな。

最後に彼女が口を開いた。最初とは全然違う、小さく可愛い声だ。「朋友(パンヤオ)」という言葉だけが聞き取れた。友達という意味だ。「Yes. I'll call you again. Good-bye」と言って電話を切った。

***

翌朝はもう帰国だ。4人で北京国際空港に向かう。入国審査のときは、中国人の係員が何となく怖く感じたが、出国審査をする今は全く気にならない。なにしろ、言葉が通じない中で筆談で2時間以上話し、その後電話でキレられたのだ。もう何だってこいってんだ。

***

帰国した時は翌週また北京かと思っていたが、仕事の都合で、次の出張は2週間後になった。そこで、その間にいろいろ準備を進めた。

まずは電子翻訳機。これは量販店でいろいろ出てるけれども、英語と3カ国語使える奴を14,000円くらいで買った。3万以上のもあるけど休めのをとりあえずって感じだ。

次に台本。また店に行くと金もかかるし、そもそも同じ店に行く話にはならないだろう。となると直接電話して待ち合わせするしかないが、俺は中国語が全然喋れないので、電話で喋るための台本が必要なのだ。
ネットの翻訳サイトを使って作ったのは大体こんな文章だ。

你好、我是日本人。我遇见你上星期在KTV。你记得我吗?我去北京星期一。我将到达○○饭店3点。我能遇见你吗?

(こんにちわ。私は日本人です。私たちは先週店で会いました。私のことを覚えてますか。私は月曜日に北京に行きます。私は3時に○○ホテルに着くでしょう。あなたに会うことは可能ですか?)

この中国語、実は正しいかどうか全然自信がない。ただ、単純な文章にしたので翻訳サイトの誤訳は少ないんじゃないかと思った。それから、辞書で発音を調べてカタカナでふりがなを振る。さらに、会話をシミュレーションして、相手の回答例(聞き取らなきゃならない)と答えのセリフも用意。まるでロールプレイングゲームのシナリオみたいだ。

結局、台本はA4一枚になった。馬鹿馬鹿しいと思うかもしれないが、こっちも必死だ。何しろ言葉が通じない相手に電話をするんだから。

そしていよいよ、出張に行く前の週末。時間は深夜2時半過ぎだ。北京では1時30分頃。週末なのでたぶん店に出ているだろう。でもこの時間なら丁度仕事が終わって家に帰り着く頃だ。

深呼吸してボタンを押す。
長めの接続音に続いて、日本とは明らかに違う呼び出し音。

数コールして彼女が出た。



この日覚えた単語

朋友péngyou[パンヤオ]
 :友達。男的朋友だと男友達で、男朋友だと彼氏ってことらしい。

遇见 yùjiàn[ユージャン]
 :会う。でも他の人が使ってるのを見たことないので変な表現なのかも。

上星期shàngxīngqī[シャンシンチー]
 :先週。来週は「下星期xiàxīngqī」[シャーシンチー]。

记得 jìde[ジーデ]
 :記憶している

qùi[チュイ]
 :行く。ちなみに来るは「来 lái」[ライ]

星期一 xīngqīyī[シンチーイー]
 :月曜日。火曜~土曜はこの数字の部分が二~六になる

jiāng[ジァン]
 :今まさに~しようとしている。

néng[ネン]
 :~できる

到达 dàodá[ダオダ]
 :到着する。

饭店fàndiàn[ファンディエン]
 :ホテル。「酒店jiǔdiàn」[ジューディエン]とも言う

三点sān diǎn[サンディエン]
 :3時のこと。4時なら4点、5時なら5点だ。




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筆談小姐(5) 謝罪
2006 / 10 / 01 ( Sun )
05.電話2


結局、彼女は警察らしき人に止められたまま、部屋に来ることができなかった。残念。まぁ、旅先での話でもあるし、ちょっとしたハプニングということでそのまま忘れるという手もあった。

しかし、このままでは後味が悪い。いろいろ楽しく盛り上がり、少しでも心が通じた相手なのだ。しかし、どうすればいいだろう。という時にふと気がついた。

そうだ、携帯番号を持ってるんだった。じゃぁ電話できるじゃないか。電話すればあれが彼女だったかどうかもわかるし、もしそうなら謝ることもできる。よし電話だ。と、勢いで彼女の携帯に電話してしまった。中国語なんて喋れないのにだ。

数コールで彼女が出た。その瞬間、俺は確信した。アレは彼女だった。何故なら彼女は無茶苦茶怒ってるのである。キレてると言っていい。言葉はわからないが、「あんた一体どういうつもりよ!」 ということを言っているのは声のトーンでわかる。怒りがストレートに伝わってくる。

俺は口を開いてお詫びの言葉を述べた。とりあえず英語で。当時俺にとって外国語といったら英語だったのだ。しかし、彼女は英語はわからない。というか、それ以前の問題だった。

彼女が何か叫んでバーンという音がした。丁度部屋に帰って扉を力任せに閉めたらしい。殺伐とした音だ。今まで女の子と電話で喧嘩したことはあるけど、これほどまでに怒り狂い、その感情をぶつけてくるような体験は初めてだ。いや、男の友達でもこんなのはなかった気がする。ものすごい直球なのだ。

「I’m sorry. I was really confusing, because I think you cannot speak English...」

とか言い訳を続ける俺、

「You should try again and I’ll not confuse」

カタコトの英語ながら、図々しくももう一度トライしてみろと提案してみた

「できるわけないじゃない!あんたがうちに来なさいよ!」

ということを言った。聞き取れたのは“来 (ライ)”の音だけだが、間違いない。雰囲気で分かる。もうこれって犬並みのコミュニケーションだ。

開いてる手でガイドブックのページをめくり、初級中国語会話の例文を書いたページを出す。で、その場に合いそうな例文を咄嗟に探して答えた。

「No, I can’t. 我迷路了」[ウォーミールーラ]
(できないよ。だって、道に迷っちゃうよ)

そりゃそうだ (´・ω・`) 。
彼女が思わず納得したのが雰囲気でわかった。

確かに彼女の家を知らないんだから、旅行者の俺は迷っちまう。あまりの正論に彼女は気勢をそがれたみたいだ。怒りのエネルギーがちょっと和らいだ。

ここが勝負どころと考えて、中国語第二弾。

对不起」[ドゥイブチィ]
「あぁ~!?(ヤンキー調)」
对不起
「。。。」

2回目で俺が謝っていることが通じたようだ。さらに英語で喋り倒す。どうせ通じないんだから何語でも一緒なのだが、どうも当時の自分の中で外国語は英語だった。

で、そもそも英語そのものも全然喋れないのでもう無茶苦茶だ「I miss you」とかまで言っている。稚拙というか、意味が違う。もう勢いだけで大げさな言葉でも何でも使って喋りたおす、という感じだ。

そんな調子で何度も何度も繰り返し喋りたおしたのであった。

北京の熱い夜は、もうちょっとだけ続く。




我迷路了 wǒ mílù le[ウォーミールーラ]:
道に迷った、という意味。この1回しか使わなかった言葉だ。

对不起 duìbuqǐ[ドゥイブチィ]:
ごめんなさい、済みません。
この時はひどい発音だったが、その後、ホテルで見たテレビドラマで主人公がヒロインに謝っているシーンがあり、それで正しい発音を覚えた。でも、中国人は日本人みたいに普段から謝りまくらないのであまり日常でも聞かない言葉だ。ホテルで着替え中にルームサービスの女の子が入ってきたときは「对不起」って言ってたけど。

(ヤンキー調)
中国人は、言葉が聞き取れなかった時に「あぁ~!?」とヤンキー調で聞き返すことがある。女の子でもだ。ネットで見ると同じ経験をしてる人が結構いる。でも、怒ってるわけじゃなくて単に言葉が聞き取れなかっただけみたいだ。まぁでも彼氏にはまずやらない仕草だけと思うけど。


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