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2-(2) やられた
2007 / 01 / 06 ( Sat )
筆談小姐2(上海編)第2話 やられた:

SH02

機内が大混乱なので、この調子だと相当離陸が遅れるんじゃないかと思ったが、意外に時間はかからず、定刻から10分ほど遅れただけで飛行機は飛び立った。

程なく着いたのは上海の虹口(hóng kǒu)空港。上海の西側にある、国内線の空港だ。

空港に着いて荷物の受け取りカウンターへ。国内線なのでイミグレーションなどもなくてスムースだ。当たり前なんだけど、最近飛行機といったら国際線ばかりだったので何だか変な気分だ。しばらく待っているとベルトコンベアが動き出して荷物が流れてきた。ほどなく見覚えのあるカバンが流れてきた。でもちょっと違和感がある。何だろう。

とりあえず手を伸ばしてカバンを取る。荷物の番号をは確かに俺のものだ。でも、何か変な気がするのは何故だろう。はっと気がついた。カバンの外ポケットがぺしゃんこになってる。チャックを開けると、ポケットの中はがらんとしていた。

畜生め、やられたっ!

少し青ざめながらポケット中を覗き込む。うかつにも、携帯電話を入れっぱなしにしていたのだ。こいつを盗られたらおおごとだ。しかし幸いにして、携帯電話はがらんとしたポケットの一番奥に残っていた。日本の携帯電話会社のロゴが入っているので、使えないとわかって残したのかもしれない。

でもそうなると、何を盗られたことになるんだ?他に入っていたものといえば、付箋、消しゴム、クリップ、耳かき、爪切り。小物ばかりだ。こんなものを盗ってどうするつもりなんだろう?

そんなに貧しいのか?
っつーか、いくら貧しくっても付箋はいらんだろ。

被害者の俺が言うのも何だけど、携帯電話をそのまま鉄くずとして売った方が儲かるんじゃないのか?

不思議な話だが、それを楽しむ気にはなれない。物を盗られていい気はしない。しかしあえて事件として騒ぎ立てるほどのものでもない。やや憤慨しながらも、そのまま通関ゲートを越えて空港の外へと歩を進めた。



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