スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top↑
2-(17) 乱痴気
2007 / 01 / 24 ( Wed )
SH-17aSH-17b

KTVにはいろんな客が来る。後日、KTV小姐にどんな客が嫌な客かと聞いたら、機嫌の悪い客や気難しい客が嫌だ、との話だった。しかも不幸なことに、それなりの確率でいるらしい。考えてみれば鬱憤を晴らしにKTVで女でも抱くか、みたいな客は結構いるのかもしれない。

そんなわけで、気のいい外国人を演じ続ける俺は、このKTVでも結構気に入られたのだった。今後は一人でもいいから来てくれと言う。そんな無茶な。でも、彼女らにしてみれば、気難しい客よりかは、言葉の通じないけど気のいい客の方が余程いいらしかった。

そんなこんなでふとYの方を見ると、ママとの肩を抱きかかえて耳元で何かささやいている。そういえばYとママは旧知の仲なのだ。久しぶりに会ったということで積もる話もあるんだろう。でもしばらくして小姐が着替えて戻ってくると、さ、行こうかといって立ち上がった。

この状況で平気で他の小姐を持ち帰るYは凄いと思った。というか、Yの問題というより、中国人がそうなのか?

どうもこのYといい、最初に俺を中式KTVに案内してくれた協力会社のGといい、この種の風俗に対して明確な割り切りがあるように思う。欲望を欲望として割り切り、それを処理するための手順を極めて合理的に組み立ててゆく。この辺の感覚は、どこまでもじめじめとした情愛を求める日本的感覚と異なるところかもしれない。

そんなこんなで、俺とYと小姐の2人、そしてママの5人で店を出てエスカレーターを降りて玄関口へ。タクシーが既に待機してる。1台だけだ。俺たちは男女4人なんだけど、4人とも後ろの座席に乗り込んだ。俺とYが座って、その膝の上に小姐が腰を下ろす。で、レッツラゴー。

おいおい、大丈夫かよこんなの。

運転手が怒り出すんじゃないかと冷や冷やものだったが、何も言わない。一方、Yと小姐2人はもうノリノリだ。きゃぁきゃぁ大盛り上がりでタクシーの後部座席で騒いでいる。中国人はラテン系だと評した本があったけれど、なるほどそうかもしれないと、この時思った。

タクシーがホテルに着く。こんなド派手な登場をしてホテルマンが目を剥くんじゃないかと思ったが、何も言わない。それどころか、先に下りたYが笑いながらホテルマンの背中を叩き、言葉を交わしている。

確かに異常だけど、ここまで行くと非日常を心行くまで楽しんだ感じがする。

そして、上海の街はこんな俺たちに対して案外優しかった。





スポンサーサイト
00 : 01 : 17 | 体験談: 筆談小姐2 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<2-(18) クレーム | ホーム | 2-(16) へべれけ>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://pami.blog74.fc2.com/tb.php/124-15eb388a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。