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2-(33) 絶叫小姐
2007 / 02 / 11 ( Sun )
SH33a

Tとの衝撃の出会いをうまく切り抜けてた俺たち二人を乗せたエレベーターは3階まで上る。ドアが開き、薄暗いエレベーターホールに降りたところで異変が発生した。彼女がいきなり叫び声をあげてしゃがみこんだのだ。

「ん?どうした?」

と俺が声をかけるが、しゃがみ込んで顔を覆ったまま動くことができない。20秒ほどじっとした後で、ようやく顔を上げ、「I'm OK」 と言うと、彼女には気丈にも立ち上がった。しかし、立ち上がってすぐに異変が再び彼女を襲った。

すぐにしゃがみ込めば良かったのかもしれないが、気力で立ちつづけようとしたのが却って災いしたのかもしれない。彼女は目を見開いて中空を見つめたまま、悲鳴を上げながら身体をがたがたと前後に揺らせる。まるで幽霊に取り付かれでもしたかようだ。実際、ここ○○飯店ときたら幽霊が出ても不思議じゃない古びた造りなのだ。

「OK、落ち着け、まずは座って、深呼吸して」

パニックに陥りかけた彼女を落ち着かせようと優しい声をかける。彼女は一旦座ったが、また立ち上がると同じ症状、悲鳴を上げながらも歩こうとするが、最早身体に力が入っていない。

慌てて抱きかかえるようにして彼女をエレベーターの前から、脇にある階段のところまで移動して、座らせた。

あまりの劇的な症状に不安が走る。てんかんとかの発作持ちだったのかもしれない、あるいは未知の病気か、それとも本当に幽霊が取り付いたか?

○○飯店の暗がりの中で不安が募る夜は、当然ながらまだまだ続く。


SH33b




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