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筆談小姐(10) 高級KTV
2006 / 10 / 11 ( Wed )
10.広場前


帰り道、彼女は大通りまで送ってくれた。ホテルとは別の方向の通りだ。行きと違って、中国然とした街中でも緊張感はない。歩きながら別のことを考えていた。

お金、どうしよう。

とにかく最初に出会った場所が場所である。商売でないとはいうものの、通常はチップを渡すもの、という話も聞く。しかしながら、もしそういうつもりでなかった場合は失礼になるかもしれない。

結局、彼女の部屋を出る前までに考えがまとまらず、そのまま外に出てしまい、金を渡す機会を逸してしまった。

道中、例によって会話ができないので何となく気まづい雰囲気である。彼女は親切にもタクシーを拾ってくれた。でも、乗ってから振り返るとさよならをするでもなく、もう帰路についてた。

気持ちを切り替えてタクシーの運転手に泊まっているホテルの名前を言う。通じない。何度か言ってやっと通じたと思ったら、方向が違うといって怒り始めた。折角走り出したのにブレーキをかけて車を止め、降りろという。暫く粘ったが仕方ないので車を降りた。がっかりだ。それともバチがあたったかな。

通りで流しのタクシーを拾う気になれないので、歩いて待ち合わせしたホテルの前まで行ってタクシーを拾った。ここならボーイが翻訳してくれるので間違いない。そして、かなり時間がかかったがようやく宿泊しているホテルに戻ったのだった。

***

翌日からは協力会社の人と一緒に仕事。今度は日本語なので楽だ。中国人の綺麗な女の子がいて、しかも日本語を喋って仕事を手伝ってくれる。ありがたや。

で、協力会社の人から、ご挨拶がてら一度食事でも、とのお誘い。翌々日には上司Mと上司Hが日本から合流してくるので、皆で行きましょう、という話になった。

料理はまたもや北京ダック。たらふく食べて、その後、それ系の店に行ってみますか、という話に。現地在住だけに、それなりにいろいろ知ってる様子。中国語もペラペラで、手際よく手配していく。日本語が通じる方が良いか、女の子が綺麗な方が良いかという話になって、後者に行くことになった。

その店は凄い店だった。

タクシーに乗って郊外の薄暗い町並みを抜けてゆくと、忽然とド派手な建物が現れた。電飾でそこだけ昼間のように明るい。洋館風の作りになっていて、高級車の止まる前庭を抜け、堀を渡って店内に入る。

入ったところはホールになっていて、2階から階段が左右に2本、壁に沿って円状に下りてきている。上からママさんらしき人に先導されて女の子の群れが歩いてくる。前の店に比べればレベルは段違いだ。20~30人はいるだろうか。回遊魚のように降りてきた彼女達は俺たちの目の前で方向を変えて1階の奥の方に消えていった。

この店は台湾人などがよく使う店で、相当ランクの高い店らしい。中式なので日本語は駄目、英語も基本的には駄目だ。でも、英語を喋る客への対応も心得ていて、ちゃんと英語を喋れるママが出てきた。俺が聞いてもそんなに上手な英語じゃないが、気にせず店のシステムを説明し、お金の話に進む。たくましいもんだ。

部屋に通されてママの話を聞いていると、女の子がずらずら入ってきた。その数約30人。後ろのほうは部屋に入りきっていない。こっちが中国人でないので物珍しそうに見てる娘もいる。

上司Mが「English speaking??」といって右手を挙げてみせた。手を挙げたのが2名。これを上司Mと上司Hが指名。案内役になってくれた人はともかく、俺もまたもや中国語コースというわけだ。

ぐるっと見渡しておっとり顔の娘と目が合ったので指名。さて、また新たな筆談友達の始まりだ。你好の挨拶の後、早速、筆談用の紙を注文した。




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テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

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