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3-(18) 浦東川辺
2008 / 01 / 27 ( Sun )
CN3-18

食事を終えて通りに出ると、彼女が「Where shall we go?」と節を付けて歌うように尋ねる。
バーは昨日行ったしなぁ、どこか景色の綺麗なところでも行こうよ、外灘とか。

何気なく口にしたその一言に彼女が大きく反応した。急に顔を輝かせて
「外灘ね。良いわ」
妙に乗り気だ。何がヒットしたんだろう?

タクシーの行き先は彼女が指示する。しばらく走るとトンネルに入った。あれ?河の反対側に行くんだ。外灘といえば、西側の川岸だと思っていた俺はちょっと驚いた。反対側には一体何があるんだろう。

トンネルを出たタクシーは交差点を曲がり、上海タワー脇を通り抜けてシャングリラホテルの傍で停車した。降りるとすぐ目の前に公園の入り口の様な門がある。彼女が俺の手を握ってくるので握り返す。手をつないで公園の中の階段を上り、河に向かって歩く。河岸は埠頭の様になっていて、バーやらアイスクリームショップが点在している。しばらく歩くと河岸にベンチが並ぶ広場に出た。横浜の山下公園みたいな感じだ。

なるほどこういうスポットがあったのか。対岸は観光で有名なスポット、河に沿って並んだ洋館が見事にライトアップされている。それを望むこっち側はアベック向けの絶好のロケーションだ。

二人で開いたベンチを探す。ちょうど席を立つ二人がいるのを見て開いたベンチに駆け寄る。同じくベンチを探していたカップルと鉢合わせ。椅子取りゲームの様に彼女が座ると、もう一方のアベックの男も椅子に座る。ベンチで違うカップルが誕生したみたいになった。俺ともう一人の小姐は脇で立ったまま大ウケだ。

笑いながらも彼女は席を譲ろうとはしない。どうすんだよこれ、と思いながら顔を上げると、二つ先のベンチに座っていた人たちがまさに席を立つところだった。彼女を置いて小走りに走り、空いたベンチを確保する。それから振り返って手招きをして彼女を呼ぶ。彼女は席を取り合っていたカップルに何事か話して声を出して笑い合うと、こちらにかけて来た。俺の眼を真っ直ぐに見て

「You’re much smart than me」(私よりずっとアタマ良いわね)

だって俺、日本人だもの。冗談めかしてそう言い、二人でベンチに腰を下ろした。
迷わず彼女の肩に手を回すと、彼女は頭を俺の胸にもたせかけてきた。

うひょー。

思わずアタマの中で歓声が上がる。昨日の今日だから当たり前だけど、以前と較べたら大きな進歩だ。まだ慣れないよ。

CN3-18b



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テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

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