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3-(22) 苦悩小姐
2008 / 02 / 01 ( Fri )
CN3-22

そんなこんなで3週間後。メールと電話で仕事をしていたのだが、上海支社のLが、
「そろそろまた直接会って打合せをした方が良いんじゃないか。 Cheers.」
と書いて寄越したのだ。ちなみに相変わらず結語はCheersだ。

上司Mが都合がつかないので金曜日に単身で上海に飛ぶ。

午後からずっと英語の打ち合わせ。言葉よりもボディランゲージの方が多いのは相変わらずだけど、以前よりも大分上手くなっている。彼女との会話がいい訓練になっているのは間違いない。仕事の単語の語彙は全然駄目だが、少なくとも英語で自分の意図を伝えることにかなり積極的になっている自分がいた。

仕事を終え、Lが食事に誘うのを仕事があるからと丁重にお断りする。何しろ今回は翌週月曜の朝から日本で仕事があるので、日曜日のうちに戻らなければならないのだ。となれば、金曜の晩は彼女との時間に使いたい。

そそくさと支社を後にしてスーツ姿のまま彼女の学校に向かう。路上で待つのもこの姿だと何だか目立つので、近くのスターバックスで待つからとSMSを打つ。”OK, See you then:)” なんて返事がくる。相変わらずいい調子だ。

スターバックスでコーヒーを飲みながら待つが、彼女はなかなか来ない。電話でもしようかと思っていたらようやくドアを開けて現われた。俺を見つけてまっすぐこちらにやってくる。何だか様子が変だ。笑顔を作ってはいるが、やや表情がこわばっている。

彼女のために飲み物を買ってきてあげて、そのまま雑談をはじめる。やはり様子が変だ。何か心ここにあらずといった様子で、会話が全然広がっていかない。「どうしたの?」と聞いても「何でもない」と答えるばかりで埒があかない。

と、彼女が唐突に俺に聞いた。

「外科手術ってしたことある?」
「あぁあるよ、以前交通事故で大怪我してね。あの時はひどかった、、」

話し始める俺を食い入るように見つめる彼女。一体何だってんだ。
「手術がどうかしたの?」と聞くも、またもや「何でもない」。
おいおい、そりゃないだろう。

その後、夕食に行ったが、全然盛り上がらない。夕食後でバーにでも行こうと誘う。俺の方から店を指定した。前回、なかなか良かった瑞金賓館だ。入り口までタクシーで行き、薄暗い森の小道を歩いていたとき、急に彼女が顔を押さえてしゃがみこんだ。

「あぁ、もう駄目だわ。耐えられない」

だから何なんだよおい!


CN3-22b



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