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(20) 徘徊
2006 / 10 / 24 ( Tue )
20.市内道路


日本でも、女の子の京都弁が良いとか言う人がいるけど、中国語でそういう感情を抱くとは思ってもみなかった。そもそも中国語を喋る人はやたらエネルギッシュで、合理的で、ガッツンガッツン喋るイメージがあったから、女の子らしい情緒が出るなんでイメージがなかったのかもしれない。

事実、私の最初の中国語の出会いは電話越しでキレまくっている声だったわけで、ある意味これはイメージ通りだったのだ。しかし、その時彼女が言った「好吗?」というのは、何か物凄く無茶なお願いをしているのがわかっていて、恐る恐る顔色を伺いながら、というトーンで発せられた言葉だったのである。これにやられた。

萌えたまんまでエレベータで1Fまで降り、ホテルを出発。時間はもう2時近くだ。北京の夜は真っ暗で、こんな時間に出歩く旅行者なんかいない。ホテルの前にもタクシーがいないから、通りに出て道路を流しているのを拾うことにした。

薄暗い大通りに出る。街頭はあるが何しろ道が広いので明るくないのだ、周囲にまばらな人影がある。多分全員中国人だ。タクシーは幸いすぐに見つかった。助手席に乗り込んで行き先を告げた。現地では、一人で乗る時は助手席に乗ってるのをよく見かける。郷に入れば郷に従えだ。

しばらく走って景色がおかしいのに気がついた。

市の中心部にいかなければならないのに、環状道路をずっと走っている。行き先を聞き間違えたか、強盗でもしようというのか。信号で止まった時に運転手に行き先をもう一度言う。大丈夫だ、というジェスチャー。道違うんじゃないか?と地図を示して言うと、ずっと環状道路を走ってから中心部に入るというのだ。要するに遠回りじゃないか。

腹が立つがいちいち喧嘩するのも得策でないので黙っておく。タクシーは運転手が行ったとおり、ずいぶんと環状道路を走った後でようやく左折し、市の中心部に入っていった。程なく見慣れた建物が見えてくる。この辺りはまだ多少明るく、道路で客待ちをしているタクシーも多い。

時計を見ると30分以上もかかっている。北京のタクシーは初乗り150円なので遠回りしたといっても大した金額ではないが、時間がかかったのは痛い。

彼女は待っているだろうか。


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テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

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