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3-(39) 敷金礼金
2008 / 02 / 21 ( Thu )
CN3-39

翌日昼間は別行動だった。
彼女は学校に行き、もし候補となるマンションの大家の都合が着けば、授業の合間に部屋を見に行くんだそうだ。散発的にSMSでやりとりをしているうちに夕方になった。

いつもの様に彼女の学校の前まで迎えに行き、今日は久光の近くのレストランに向かう。上海料理だ。SMSでの話の続きを彼女がしはじめる。新居の話だ。今日見た部屋は彼女的にはかなり気に入ったらしい。でも家賃が若干予算をオーバーしている。

「どうしたらいいと思う?」

彼女が問いかけるのを聞きながら、ふと、俺が彼女に毎月あげる金を増額しろということかな、などと考えてしまう。金が絡むとどうしても素直に物事を考えられなくなる。最初から割り切ってればまた違うんだろうけど、妙に情が入ってからこういうことするとアレだよなやっぱり。

「ま、良いと思う方を選べばいいんじゃないの。生活費はやりくりできるでしょ」

慎重に言葉を選びながら答える。彼女にそういう意図があったのかなかったのかは分からないが、そのまま彼女は納得したようにうなづき、そのマンションに決めることにしたようだった。

「場所はどの辺?」
「川のそばよ」
「へぇ。。」

川べりの高層マンションのベランダで、心地よい川風に吹かれながら夜景を見ている光景を想像した。まさかね。そんな良いところのわけないよな。でも中国は家賃安いからなぁ。。

あれこれ話をしながら食事を終え、二人でホテルに帰る。何だか不思議な感じは残るけど、二晩目なので大分なれてきた感じはする。これからはこういうことが日常になってゆくに違いない。

翌朝、例によって朝の飛行機に向けて支度をする。部屋を出よう彼女に言うと、彼女が話があると言い出した。マンションの契約やら引っ越しやらで金がいるというのだ。確かに言われてみればその通りだ。だけど、今になっていきなり言うなよ。金額を聞いたがキャッシュの手持ちはない。ATMで降ろしている時間もない。

「どうしよう」

と彼女が言う。そう思うならもう少し計画的に動けよ。
仕方なく一計を案じた。海外出張用に持っている国際キャッシュカードを彼女に渡しながら言う。

「日本に帰ったら暗証番号をメールするから、必要な金額を引き出したらいいよ」

昔と較べて追い詰められた時の対応力が増した気がする。
感化されたかな。

CN3-39b


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テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

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by: * 2008/02/24 14:46 * [ 編集] | page top↑
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