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(23) 拘束
2006 / 10 / 27 ( Fri )
23.拘束

10mくらい先をジーンズ姿でポケットに手を突っ込んだままの彼女が歩いている。警備員らしき人が一人立っている、あれを抜ければ大丈夫だと思ったが、不幸が襲った、彼女は呼び止められたのだ。

会話の内容は聞こえないが、何かを話している。彼女はポケットからキーを出す。でも警備員は納得していないようだ。そのまま二人でフロントまで行き、フロントの奥の方から人がぞろぞろ出てきた。

あちゃ~。

フロントの人と警備員とで合計4,5人に囲まれた彼女を、男として放っておくわけにはいかない。というか、それ以前の問題として、鍵は彼女が持っているので部屋に入れないし、証拠があるからどう考えても関係ないとは言えない。こりゃ万事休すか、と観念してその人だかりの前まで歩いて行った。

「Excuse me. She’s my friend」
「Is this your key?」
「Yes, I’m sorry」

いや~まずいな~。このまま公安に突き出されて国外追放かよ。と正直思ったが、そんなに慌しい雰囲気でもない。彼女は何やら書類を書かされている。こういう時にいろいろ喋れると情報を聞き出せるんだが、こっちの英語は額に汗かいてようやく喋る程度のものなので、そうそう気軽にはいかない。

何だろ、何かの調書かなと不安げに見ていると、フロント係りがこちらを向いて

「No, problem」と言った。

どうやら、公安に突き出すというのではなく、単にホテル側の入室手続きをするだけで放免とするようだった。確かに宿泊約款には、来客の場合はホテルに氏名などを届け出ること、と書いてあった。ルールといえば、そもそも治安上の理由から夜11時以降宿泊者以外の入室は禁止されているはずだが、こちらの方は問題ないみたいだ。

まぁ、何はともあれ助かった。結局、書類1枚書かされただけで、無事、無罪放免となった。


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テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

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