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3-(78) 約束違反
2008 / 04 / 07 ( Mon )
CN3-78

そのままバーを出て家に戻るが、二人ともまだ戦闘状態だ。とてもじゃないが一緒にホテルに帰るという話にはならない。彼女はちょっと所用を済ませるといい、一人でマンションに戻ると言った。すぐに俺のホテルに来るとは言っていたが、俺は信じていなかった。彼女は今日は徹底的に戦うつもりなのだ。

果たして彼女は来なかった。俺は2時間くらいテレビを見てから、おもむろにSMSを送る。

「How are you doing?」

とご機嫌伺いから始めるが、彼女の返信は既に戦闘モードだ。

「お金が必要なのは私のミスよ。私は駄目な人間なの。貴方みたいな高尚な人生じゃないのよ」

喧嘩の仕方は誰でもそれぞれのパターンを持っている。彼女の場合は反語的に入るのが特徴だ。自分を卑下しているように見せて、それは次の攻撃へのタメに過ぎない。

「I don’t think so. I understand you’re struggling much in this situation.」
(そうは思わないよ。君が苦しんでるのはよくわかっているつもりだ)

一応、気遣う返信を送るが、心は次の攻撃に備え始めている。彼女の攻撃が始まる。

「夜の仕事で私がどんなにセクハラを受けているかわかってないでしょう?」

いや、正直それならよく知ってる。

KTVでのセクハラなら俺にも一家言ある。たぶん彼女より知ってるはずだ。そもそもそういう小姐は身体を張って頑張っているのだ。お持ち帰りNGの小姐にとやかく言われる筋合いはない。でも、それは返信には書けない。当たり前だけど、彼女がしているのはもう少しセンチメンタルな次元の話だ。

「厳しい状況にあるということは容易に想像できるよ」

なんてSMSを返信する。自分でも本気でそう思っていないので今ひとつ迫力がない。

「問題はあなたが変わってしまったってことよ」
「何も変わっていないよ」
「だって約束破ったじゃないの」
「そういう話じゃないだろう」

意地の張り合いのままSMSを交わし続ける。出張ついでとはいえ、はるばる東シナ海を越えて会いにきて、今一緒の街にいるのに、顔も合わせずSMSだけをやり取りしてるなんて変な話だ。でもここはもう譲れない。

両者一歩も譲らずに話は平行線。結局、寝たのは明け方の3時頃だった。


CN3-78b



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