スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top↑
4-03.戦果報告
2008 / 05 / 07 ( Wed )
CN4-03

翌日、S本部長がすぅっと俺の席に寄ってきて、

「どうでした昨日は?」
「はぁ、駄目でした。本当にできるもんなんですかあれって?」
「できますよそれは。まだまだ人間がわかってないねぇ君は」

人間性全てを否定するかような言い方である。たかがヘルス嬢を口説くだけのことが、えらい大きな話になってきた。ちょっと悔しくなって質問をしてみた。

「本部長はどうだったんですか?」

しかし、これは相手の思う壺だった。S本部長はきょきょろと辺りをうかがうと、前屈みに俺の耳に口を寄せてワルな口調で言うのだった。

「へっ、2発ヤってやった」

そうだった。このおじさんはこの種の話になると突然キャラが変わるんだった。
勝ち誇ったように去ってゆくその背中を見ながら俺は返す言葉もなかった。

時が過ぎて昼休み。喫煙ルームで食後の一服をしていると上司Mが入ってきた。俺の前にどっかと腰を下ろし、はちきれそうな腹を包んだズボンのポケットから窮屈そうにしてハイライトを取り出した。火をつけながら俺の方を見てにやにや笑い始める。

「聞いたぞ。駄目だったんだって?」

その笑い方が気にくわない。突っかかるように問いかける。

「でも、できるもんなんですかねぇ、全然信じられないですよ」
「簡単だろうあんなもの、お前よっぽど下手なんだな」

言いたい放題だよもう。俺は素直に敗北を認めて部下としてのサービスにいそしむことにした。

「で、Mさんはどうだったんですか?」
「そりゃお前、当然ヤッたに決まってるだろ」
「相手は綺麗な娘でした?」
「モデル並だったな、あの店じゃ一番じゃないかな」

元来が負けず嫌いなのだ。押さえておけばいいのに子供のように意地を張る。この人に耐えている俺は本当に人間ができているなと思う。

上司のパワハラに内なるナルシズムで対抗しながら俺は最後の質問を投げかけた。

「で、戦果はどうだったんですか?S本部長は2発やったなんて言ってましたけど」

するとMは、上を向いて煙をふぅっと勢い良く吐いた。そしてこちらを見て一言。

「俺は3発だったけどね」

やっぱりここでも張り合うのかよ。


CN4-03b



スポンサーサイト

テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

00 : 00 : 03 | 体験談: 筆談小姐4 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
<<4-04.交流再開 | ホーム | 4-02.改造費用>>
コメント
--ヘルスで本番!?--

こんばんは。毎回楽しみに拝見させていただいております。それにしても、ヘルスで本番の交渉をするとは、強者の上司ですね。嬢が店員に告げ口して、怖いお兄さんが出てきてなんてこと考えると、小心者の私にはとても真似できません。そんな、おいしいお店ほんとにあるなら肖りたいですね。これからも、楽しいお話期待しています。
by: ヨンジン * 2008/05/07 01:01 * URL [ 編集] | page top↑
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://pami.blog74.fc2.com/tb.php/355-7237c85c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。