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4-12.失望落胆
2008 / 05 / 18 ( Sun )
CN4-12

二人でタクシーを拾って浦東に向かう。いつものようにレストランで食事をする。また食べ放題の店を見つけて入る。中では主に彼女が食べ放題だ。

まったくこの店も馬鹿なサービスをしたもんだ。食べ放題という言葉の恐ろしさがぜんぜん分ってない。彼女は結局、4時間弱も食べ続けた。その後でようやくレストランを出て、川岸に向かう。

川岸にはバーやらファーストフードの店が並んでいるのだが、そのうちの1軒に入ってケーキを注文。

「It’s a “betsubara”, right?」

彼女が言う。“別腹”は俺が教えた言葉だ。彼女はその話がえらく気に入ったようで、ケーキを食べる時には必ずこのネタを俺に振る。真剣に胃袋がいくつかあるに違いないと思っている俺は、それを言うと話がまたややこしくなりそうなのでただ黙って微笑み返した。

デザートを終えて部屋に戻る。
久方ぶりに合って良い雰囲気が続いているので流れは一つしかない。

シャワーブースに入ると、床の隅っこの方に俺が残したシャンプーとシャワージェルがまだ残っているのを見つけた。彼らは年末の事件での怒り渦の中で何とか生き残っていたようだ。よくぞ生き残っていてくれた。よくぞ待っていてくれた。感動した俺は彼らにタローとジローという名をつけた。

***

翌朝、けだるい朝。昼間でごろごろしてからようやく起き上がる。

思い出したように彼女がつぶやいた。

「週明けからまたKTVで働かなきゃならないんだわ」

それをきっかけにSMSで散々繰り返した話になる。また結局この話だ。金額の件が曖昧なままで、同じ金額を同じように援助する形には戻せない。彼女の側から何の譲歩もない状態では、俺の結論も変わりようがなかった。

しばらく彼女は粘ったが、やがて議論を続けるのを諦めた。

その後の一日は、寒々とした一日になった。彼女は口では納得したような台詞を言ったが、内心は納得などしていないようだった。むしろ、俺に対する不信感と怒りがまたふつふつと戻ってきたようだ。

午後も3時を過ぎたあたりでようやく昼食でもと外に出るが、彼女が学校にちょっとした用があるという。じゃぁ外で待つよということで、学校の前のスターバックスで待つことにしたが、1時間待っても帰ってこない。完全な放置プレイだ。

運悪く携帯の電池が切れてしまった俺は、ほかの場所にうろつくわけにもいかず、席に座ってコーヒーを啜り続けるしかなかった。


CN4-12b



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コメント
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多分・・・・・金額を引き出すまでは納得しないでしょうね。
by: 単身駐在 * 2008/05/19 11:46 * URL [ 編集] | page top↑
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