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4-23.視点相違
2008 / 05 / 31 ( Sat )
CN4-23

話をしているうちにすっかり日が暮れてしまった。二人で一緒にマンションを出て、タクシーで浦東に向かう。その日の夕食はシャングリラホテルでバイキングだ。彼女はフードファイター並みの大食漢だけど、国際チェーンのホテルなら彼女がいくら食べても倒産の心配はないだろう。いい選択だ。

二人で皿をもって料理を選ぶ。だいたい俺が一皿に入れる間に彼女は二皿分料理をとる。時々彼女は自分のとった料理が美味しいので一緒に食べようと誘う。全部断ると感じが悪いので何回かに一回はご相伴に預からなくてはならない。そういうことも考えて一皿目の料理は腹八分目くらいに盛っておく。彼女は、そんな俺の前で二皿をぺろりと平らげ、別の料理をもう一皿。ついでにスープなんかもとってくる。

そしてデザートは別腹なのでまた二皿。シャングリラはさすがにホテルだけあって、バリエーションも豊富だ。まさか綿菓子まで食べられるとは思わなかった。彼女はデザートを食べるとまたお腹が空いてきたのかメインの肉料理をまた取りに行く。この辺りから食事の順番が壊れていっていつ終わりになるのか先が見えなくなってくる。

彼女の「これ美味しいわよ」攻撃で徐々にダメージを受けながらも3時間後に彼女と同じタイミングで満腹になることに成功した時、俺は大きな達成感を覚えた。人間は学習できる。今回は前回よりももっとうまく付き合えるだろう。これはその一歩目だ。

ちなみに料金は二人で600RMB。値段はそれなりだけど、食った量を考えたら悪くない。

部屋にもどってシャワーを浴びる。自分用のシャンプーとシャワージェルはまだ残っていた。シャワーヘッドは春先から較べてパッキンがヘタッて来たようだ。本来出るべきじゃないところからぴゅーぴゅーお湯が出ている。修理すればいいのにと思いながらも黙って身体を洗う俺だった。

薄暗いベッドの中で彼女がむしゃぶりついてきた。俺の上に覆い被さって、

「I thought you were playing with me」

とつぶやいた。そして顔にキスの雨を降らせる。もう闇雲。そして再び、

「I thought you were playing with me」(遊ばれてるんだと思ってた)

泣いてるのかなとも思ったけど、暗くてよくわからない。

彼女から見ると俺はプレイボーイだったんだろうか、適当に遊んで、面倒くさくなったから捨ててしまうという人間に見えていたんだろうか。俺自身はそういう人間ではない。本当に悩んでいたのだ。逆に、援助再開を決めた今日の決断こそ打算に満ちた判断だった。これこそ蔑まれるべき行為だ。なのにそれが一番彼女を感動させてしまった。

これはあげる側と貰う側の立場の違いなのか、それとも文化の違いというものか。
愛情一杯に絡みつく彼女を嬉しく思いながらも、不思議な違和感を感じた俺だった。


CN4-23b



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