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4-38. 不平则鸣
2008 / 06 / 18 ( Wed )
CN4-38

午後といっても時刻はもうすぐ3時になる。炎天下の暑い時間帯をホテルでやり過ごし、夕方からの再参戦だ。

向かった先は拙政園。これも世界遺産だ。

庭園に行くまでは彼女の先導だが、中では方向音痴の彼女に変わって俺が先導役になる。園内地図を見て、順路を把握して順番にスポットを見て回る。正直、全然下調べをしてこなかったので見所とかどの程度その施設が凄いかってのが全然わからない。でも、普通に見てても園内は美しい眺めだし、建物のつくりなんかも全然日本のものと違って中国って感じがバリバリ漂っている。

夕方とはいってもまだまだ暑い。一通り園内を見た後、出口近くの園内売店で再び飲み物を買う。飲みながら彼女がぼやく。

「今日は予定の半分も回れなかったわ、ちょっと計画が甘かったわね」

計画性のなさは相変わらずだ。

一休みして園の外に出る。出たところの売店でまた彼女が立ち止まってる。再び飲み物を買おうとしているのだ。

「さっきのは冷たくなかったわ。冷たい飲み物が欲しい」

さすがに飲みすぎだろうと思い、俺は知らん顔して隣の店などを眺めている。

再び付き合い始めてからちょっとだけ変えたことがある。闇雲に買い物の金を払ってあげることを止めたということ。日本の常識として普通こういう状況なら払うなと思ったものは出すけれども、違和感を感じたら出さない。たった数元程度の話でもだ。

今回もそのケース。彼女はちらっと俺の方を見るが、俺は知らん振りして隣の店の商品を眺めている。諦めた彼女はついに自分の財布を出して金を払った。

拙政園からの帰り道、彼女がさっさと自転車を拾う。ホテルまで行くつもりか、別の観光スポットまで移動するのかと思ったら、何とも中途半端なところで降りて、ここからタクシーを拾うんだという。人ごみを避けるんだったら大した距離じゃないので自分で歩いたらいいだろう。意味がわからないよ。と大声で彼女に文句を言う俺。

自転車の運転手が不安そうな顔で見ているので金はとりあえず払ったけど、納得してないと再び彼女に言う。明確な反論ができない彼女は最後には侘びを入れた。

自分勝手なようでいて、理屈が通らなければ意外に簡単に折れるのだ。で、その後尾を引くかというとまったくそうでもなく、ケロっとしている。日本的な感覚からは違和感があるが、これはこれで問題ないらしい。一方俺の方も、腹が立つことがあったら我慢せずにすぐ文句を言うので鬱積するものがない。

中国では、 不平则鸣という言葉があって、これは“不満なことがあったらすぐに文句をいいなさい”、という意味なんだそうだ。

最初は抵抗があったが、やってしまえばこれは意外に快適で、悪くない習慣なのだった。


CN4-38b



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