4-65.水郷周遊
2008 / 07 / 22 ( Tue ) ![]() 昼食は中国の伝統的な雰囲気たっぷりのレストランだ。 半個室みたいな席に陣取り、食事開始。 旅行に行くと体力を消耗するのか、彼女の食欲はいつもより旺盛だ。普段は昼はほとんど食べないのに、今回も次から次へと注文する。小皿料理を沢山の種類注文してくれるとこちらも少しは楽しめるんだけど、4人前はありそうなスープを二つも注文したりするもんだから憂鬱な気分になる。 彼女の 「これ、美味しいわよ」 的お薦め攻撃を適当にかわしながら胃袋を温存して昼食が終わるのを待つ。お茶を飲んで一段落した後、店を出てまた水郷に戻ると、角の露店で彼女が何かを買っている。戻って来た彼女が持っているのは煮卵2つ。「あなたの分買っておいたわ」 と俺の返事もきかずに1個を押し付けてくる。 これだよ、これがあるから食事終わりで満腹になってちゃいけないんだよ。煮卵丸々1個だよ。 ついにすみきり一杯まで腹が満たされた俺たちは、最後に水路をボートで遊覧しようと考えた。ボート乗り場に向かうが値段は60RMB。あら、結構するもんだねぇ。 元来が6人乗りくらいの大きなボートなのだ、価格はボート1艘の値段なので、他の客と相乗りになれば一人当たりは安くなる。しかし、時間はもう午後遅い時間。ここに来たツアー客はもっと早い時間に水路観光をすませてしまったらしく、この時間にボート乗り場に興味を示す人は全然いない。 彼女はそれでも諦めずボート券売り場の外に出て誰かボートに興味を示す人がいないか探している。下手したら道行く人にボートを勧めかねない雰囲気だ。6人乗りに2人で乗るという事実が、彼女の “もったいないセンサー” を刺激したらしかった。しかし5分待っても客は来ない。 バスの出発時刻も近づいているので、俺がここで大岡裁き。 二人で乗ろうよ。いいよ、高くても。乗る価値はありそうだし。 ![]() ボートを二人で貸切にして水路を巡る。まぁでも悪くないよこれは。何しろ東洋のベニスだもの。水路から眺める町並みはまた美しく、そのゆっくりとしたスピードが心地よい。鵜飼みたいな人がパフォーマンスをして見せてる脇を抜け、木々に囲まれた水路に入る。中心部から離れて両脇の小道を歩く人もまばらになるところまで進み、そこからまたぐるっと回ってもといた太い水路に戻ってきた。 蘇州は良かったけど、あまりにも暑くて途中から耐久ゲームになってしまった。その点、ここは季節が良かったこともあってかなりいい感じ。それに、旅行をするたびに関係が何とはなしに深まってゆくのを感じる俺だった。 ![]() |
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